早稲田スポーツ いろいろインタビュー


 紙面ではスペースの都合上掲載されなかったあんなインタビュー・こんなインタビューを余すことなく全文載せちゃいます。


その3 早稲田スポーツ賞大賞 稲田法子

1月12日 高田牧舎

自身2大会ぶりとなる五輪出場。そして5位入賞。メダルにはあと一歩及ばなかったものの、大賞にふさわしい素晴らしい活躍だった。

――まずは受賞の感想を。
稲田 とても突然だったので驚きましたけど、本当にうれしい。ありがとうございます。自分を支えてくれたたくさんの人に感謝したいです。

――シドニー五輪が終って3ヶ月以上が過ぎました。今振り返って見てどうですか。
稲田 やっぱりメダルを目標にやってきたから、満足とは言えないと思うんですよ。でも力を出しきった満足はあります。

――1992年(平4)のバルセロナ五輪に出場した時とは気持ちの面でもずいぶん違うのでは。
稲田 そうですね。バルセロナのときは何が何だか分からずお祭りに出ているような感じでした。でもシドニーは違った。それなりにプレッシャーも感じたし「戦いに行くんだ」という気持ちでした。

――アトランタ五輪に出られなかったときからどう変わってきましたか。
稲田 バルセロナに行って次の目標をアトランタにしてて、でもアトランタがだめでもうこれで本当に終りだと思いました。でも高3のときやめるにやめられず、でもやってて。でも大学の周りの子達がタイムをあげているのを見ていて自分でも出来るのかなと。コーチに「そういう風にやっていても面白くないだろう」と言われてからだめでもいいからもう一回頑張ろうかなと気持ちが切り替わったのが2年前でした。

――スランプの時期とかはありましたか。
稲田 ありましたね。そのときは自分では一生懸命やっていてどうしてこんなんなんだろうと思うんですよ。でも今はそのときやるべきことをやっていなかったなと思います。

――周囲の応援が励みになったのでは。
稲田 シドニーまで友人たちが手紙やファックスを送ってきてくれた。本当に励みになった。

――まわりから評価してもらえるのはどうですか。
稲田 やっぱりうれしいです。自分でもメダルを取れなかったことに対して「何て言われるんだろう」と不安だったんです。でも「おめでとう」と言われることが多くて安心しました

――なぜ早稲田を選んだんですか。
稲田 社会教育に興味がありました。水泳のことも考えて。あとクラブに早稲田の先輩もいたんで話とか聞いて魅力を感じていました。

――実際早稲田はどうでしたか。
稲田 楽しくていろんな人がいますね。4年間新しい友人が出来てその友人に支えられました。良い友達がいっぱい出来たことが良かったです。(友人が)旅行とかも計画してくれるんですけどやっぱり長い期間は行けないので。

――早稲田の選手としてインカレなどに出場することはどうでしたか。
稲田 雰囲気とかメンバーも変わって楽しめます。オリンピックのあとのインカレとかは気が抜けてしまったけど楽しかった。

――今後も競技を続けるのですか。
稲田 本当に決めてないんです。シドニー五輪の前は五輪が終ったら絶対にやめようと思ってた。オリンピック終ってもまあこれで終りだなと。でも少し時間があって何もしない日があるとまた泳ぎたいなという気持ちも出てきた。だけどあの苦しい練習のことを考えると(笑)焦らずゆっくり考えたいですね。

――何かやりたいことは。
稲田 今まで水泳ばっかりだったんでぱっと思いつかないんですよ(笑)いろいろチャレンジしてみたいんですけどまだ今はボーっとしています。

――最後にファンにメッセージを
稲田 応援してくれて本当にありがとうございました。競技を続けるかどうか分かりませんが今後もあたたかく見守ってください。


その4 早稲田スポーツ賞敢闘賞・ラグビー蹴球部

1月12日 東伏見ラグビー部寮内

 早明戦、5年ぶりの勝利。18点差からの見事な逆転劇に感動を覚えた人は少なくない。ラグビー蹴球部を代表して江原和彦(人4)主将に話を聞いた。

――受賞した今の気持ちを聞かせてください。
江原 選ばれるなんて思っても見なかったから実感はまだ湧きませんが大変うれしいです。

――今シーズン最も思い出に残るゲームは。
江原 やっぱり早明戦ですね。1年から1回も勝ったことがなかったからうれしかった。

――以前早明戦は「他の試合と全然違う」と言っていましたが。
江原 そうですね。プレッシャーも違うし。

――今年の早明戦で一番印象に残っているシーンはありますか。
江原 西辻(勤=教3)が逆転したときですかね。あれでいけるなと思いました。

――点数が開いたときは焦りみたいなものはなかったのでしょうか。
江原 やばいなとかそういうのはなかったですね。

――振り返って今シーズンのチームはどうでしたか。
江原 良いチームですね。強いチームで、個々の能力は高いし、(これで終わるのは)もったいないです。

――残念ながら大学選手権ベスト8ということですが結果以上に得られたものはありますか。
江原 ない。やっぱり結果がすべてです。

――今年、主将として心がけていたことは。
江原 どんな選手にでも一軍で出て相手に通じるプレーを求めていました。

――4年間終わって、虚脱感と充実感どちらが強いですか。
江原 両方ですね。

――悔いはありますか。
江原 そりゃあ、もちろんそうです。

――江原さんご自身4年間を振り返って節目、自分が変わったきっかけはありましたか。
江原 2年のときケガしたことですかね。ヘルニアで手術してあの中で体重も変わって、プレーの幅も広がって自分の中で変わった。

――今年つらかったことはありますか。
江原 ないですね。本当に。つらいなんて思ってたらやれないですからね。3年まではつらかったですけど。練習とか嫌だったですし。

――最後にファンの方にメッセージをお願いします。
江原 応援していただいて残念な結果ですけど、来年もっといいゲームをできると思うんで応援して欲しいです。

――ワセダの人気は今でもすごいですけど、応援はうれしいですか。
江原 それはもちろんです


その5 早稲田スポーツ賞新人賞・大田尾竜彦

シーズン開幕からスタメン出場を果たし、主にFBとして活躍。1年生ながらチームにとって欠かせない存在として活躍した。

――まず、受賞の感想を聞かせて下さい。
大田尾 電話で聞いてすごい驚きました。去年1年がんばったことが認められたのかなと思ってうれしかったです。

――今年1年を振り返っていかがですか。早慶戦までスタメン出場を果たしましたが。
大田尾 素直に見て(山ア)弘樹さん(人4)はすごかったし、日本を代表するようなFBと分かってはいるけど(途中で)スタメンを外されてやっぱり悔しかったです。

――早稲田の印象はどうでしたか。
大田尾 とりあえずすごい走るなという印象が強かったんですよ。でもコンタクトがすごい強くて想像していたのと違ってびっくりしました。

――先輩たちはどうですか。
大田尾 私生活ではやさしいですし、練習はやりやすいです。

 ――今シーズンはFBだけでなくSOをやることもありましたが来シーズンもやっぱりFBですか。
大田尾 だと思います。ただ自分は常にSOやりたい気持ちはあるんで、上(の人)にそういうことは伝えていきたいです。

――大学生活も1年目ということで学業との両立はいかがですか。
大田尾 完璧です。要領よく(笑)

――オフのときは何をしているんですか。
大田尾 友達と渋谷とかに買い物に行きますね。

――来シーズンへの抱負は。
大田尾 今年はやっぱり4年、3年にひっぱられぱなしで、これからはそういう迷惑もかけられないし。一人前のプレーヤーとして(チームを)引っ張っていきたいです。

――将来の夢は何ですか。
大田尾 でっかく言うと幸せになること。(笑)ラグビーに関しては、先を見過ぎないで大学でもっと活躍できるように。日本一をとれるようなチームの一員に自分がいるんだぞという存在感を示していきたいです。

――それでは最後にファンに一言お願いします。
大田尾 来年は本当に自分の中では勝負の年なんでそう言う意識を持っていきたい。今年を上回るようなプレーをしていきたいです。


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