ラグビー速報 |
第39回 全国大学選手権決勝 早大対関東学院大@ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「荒ぶる」ワセダ13年ぶりの大学日本一!!!
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第39回全国大学選手権 東海大戦・法大戦 試合後のコメント |
1月2日 法大戦 |
第39回 全国大学選手権準決勝 早大対法大@ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
正月決戦・後半一気の4トライで法大に圧勝!!決勝は関東学院大戦
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第39回全国大学選手権 | ||||||||||||||||||||
選手権準決勝 早大対法大戦展望
〈準決勝展望〉いったいどちらのほうが「はやい」のか。準決勝早大対法大の両校の対戦は「はやさ」がキーワードになる。両校もアタックに定評があり、高速アタックと呼ばれる攻撃型のチームだ。しかし、そのアタックの方法論、哲学には大きな違いがある。早大の「はやさ」とは、正に字の如く「早さ」であり、相手にタックルされてから球出しまでのプレーの早さ、スィ-プに参加する選手、素早い球出しのHB団これら全員のプレーの早さを挙げることが出来る。また仲山、山岡の両ウィングはともに50b6秒4とけして瞬発力があるわけではないが、連続攻撃を繰り返す早大アタックに呼応して、タックルされても素早くポジションに戻り、次のアタックに備える。早大の「はやさ」はこうした次のプレーに備える「早さ」であり、この80分間の繰り返しこそ「継続」ラグビーを形作る。それにたいする、法大の「はやさ」とはまさしく「速さ」。スピードの、速度の速さだ。法大の高速アタックは好SH麻田の高速パスから始まり、早大のように回数を重ねるよりも、一瞬の速さすなわち瞬発力に長けるCTB金澤、FB遠藤のラインブレイクからビッグゲインを狙っていく。パスの速さ、ランの速さ、これこそ法大高速アタックを加速させるものだ。 |
関東大学ジュニア選手権決勝 早大B対関東学院大B | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
宿敵・関東学院大を下し、早大Bチームジュニア選手権優勝!!
早稲田大B先発メンバー |
第39回全国大学選手権 早大対流経大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
3年ぶりの花園での試合 76−17で東海大をくだす!
早稲田大先発メンバー |
第39回全国大学選手権 早大対流経大 試合後のコメント |
12/15流経大戦 |
第39回全国大学選手権 早大対流経大 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手権初陣 流経大相手に79−3で完勝スタート
早稲田大先発メンバー |
第39回全国大学選手権 | ||||||||||||||||||||||||||||||
大学選手権直前 早大ラグビー部展望
〈選手権展望〉対抗戦優勝の栄光もつかの間に、早大は15日より大学選手権に歩みを進める。一回戦の相手はリーグ戦5位の流経大。さらに二回戦では花園を舞台に東海大と立命大の勝者との対戦になる。一回戦の流経大は今季リーグ戦5位と振るわなかったが、パワフルな外国人選手を揃えるチームだ。さらに二回戦は秩父宮を離れ大阪・花園競技場でのゲームになる。順当にすすめば相手は関西3位の立命大。SO馬場を中心によく組織されたチームで、早大としてはまさしくアウェーでのゲームになりけして侮れない。ここを勝ち残り国立へと戻ってきたいところだ。優勝へ向け早大のポイントは負傷選手の復帰。準決勝での復帰が予想されるPR伊藤、そして早明戦を欠場したSO大田尾の2人だ。早明戦ではPR東野、PR椛沢がPR伊藤の代わりを務め、安定したスクラムを見せた。しかし、優勝へ向けけして避けられない相手関東学院大相手にはさらなるFWの強化が求められる。だからこそ伊藤の復帰は、欠かせないものだ。もちろん司令塔大田尾にも同じことが言える。早明戦でCTB安藤がSOに入り、まずまずの出来だったが、やはり判断力に優れる安藤はCTBで起用したい。もちろんワセダのSOには大田尾しか考えられない。ワセダの継続アタックは「円熟のコンビ」SH田原、SO大田尾のふたりでなければその珠玉の音色はかなでられることはないのだから。ふたりの復帰のタイミングを優勝への起爆剤としたいところだ。優勝へ向け早大山下組の最後の戦いが始まる。 |
対抗戦ここまでの成績(12月1日現在) |
早明戦が終わり今季対抗戦の全日程が終了しました。最終結果は、早大が圧倒的な実力を見せ付けるカタチで全勝優勝。対抗戦二連覇は20年ぶりのことになります。なお二位は慶大、三位には明大がはいり、そして4位の帝京大までが自動的に大学選手権へ出場します。なお5位の筑波大は北大との試合で選手権出場を狙います。 |
早稲田 | 慶応義塾 | 明治 | 帝京 | 筑波 | 日本体育 | 青山学院 | 東京 | |
早稲田 | ○ 74-5 | ○ 24-0 | ○ 64-10 | ○ 43-13 | ○ 90-27 | ○ 128-7 | ○ 156-0 | |
慶応義塾 | ● 5-74 | ○ 34-21 | ○ 39-21 | ○ 49-20 | ○ 47-19 | ○ 88-0 | ○ 143-5 | |
明治 | ● 0-24 | ● 21-34 | ○ 33-12 | ○ 17-0 | ○ 56-21 | ○ 102-7 | ○ 102-5 | |
帝京 | ● 10-64 | ● 21-39 | ● 12-33 | ○ 47-34 | ○ 51-25 | ○ 69-14 | ○ 138-5 | |
筑波 | ● 13-43 | ● 20-49 | ● 0-17 | ● 34-47 | ○ 17-5 | ○ 73-3 | ○ 117-3 | |
日本体育 | ● 27-90 | ● 19-47 | ● 21-56 | ● 25-51 | ● 5-17 | ○ 53-5 | ○ 117-3 | |
青山学院 | ● 7-128 | ● 0-88 | ● 7-102 | ● 14-69 | ● 7-73 | ● 5-53 | ○ 60-13 | |
東京 | ● 0-156 | ● 5-143 | ● 5-102 | ● 5-138 | ● 3-117 | ● 3-117 | ● 13-60 |
関東大学対抗戦 早大明大〜早明戦〜B |
早明戦戦評・雨の早明戦を読み解く |
抗戦明大戦〜早明戦〜A 試合後のコメント |
12/1明大戦 |
関東大学対抗戦 早大明大〜早明戦〜@ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
国立決戦・早明戦24-0で完封勝ち!対抗戦2連覇!!
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関東大学対抗戦 早大対明大〜早明戦〜 |
早明戦・展望 早大先発メンバー(当日に変更になる場合があります) |
対抗戦慶大戦 早大対慶大B 試合後のコメント |
11/3慶大戦 |
関東大学対抗戦 早大対慶大A |
早慶戦戦評・早大大差での勝利を読み解く
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関東大学対抗戦 早大対慶大@ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
伝統の早慶戦で攻撃ラグビー爆発!74−5の大差で圧勝
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対抗戦ここまでの成績(11月9日現在) |
11月に入りシーズンも深まってきた対抗戦。早大に残された試合は11月23日の早慶戦と12月1日の早明戦を残すのみとなりました。つきましてはいままでのアカクロの歩みを確認し、また、今後試合を控えるライバルたちの戦績を知るために、ここで現時点での対抗戦の全成績をUPしました。どうぞご参照ください。 |
早稲田 | 慶応義塾 | 明治 | 帝京 | 日本体育 | 筑波 | 青山学院 | 東京 | |
早稲田 | ○ 64-10 | ○ 90-27 | ○ 43-13 | ○ 128-7 | ○ 156-0 | |||
慶応義塾 | ○ 34-21 | ○ 47-19 | ○ 49-20 | ○ 88-0 | ○ 143-5 | |||
明治 | ● 21-34 | ○ 17-0 | ○ 102-7 | ○ 102-5 | ||||
帝京 | ● 10-64 | ○ 51-25 | ○ 69-14 | ○ 138-5 | ||||
日本体育 | ● 27-90 | ● 19-47 | ● 25-51 | ● 5-17 | ○ 53-5 | |||
筑波 | ● 13-43 | ● 20-49 | ● 0-17 | ○ 17-5 | ○ 117-3 | |||
青山学院 | ● 7-128 | ● 0-88 | ● 7-102 | ● 14-69 | ● 5-53 | |||
東京 | ● 0-156 | ● 5-143 | ● 5-102 | ● 5-138 | ● 3-117 |
対抗戦帝京大戦 試合後のコメント |
11/3帝京大戦 |
関東大学対抗戦 早大対帝京大 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
強敵帝京大戦 64-10で逆転勝ち ◇関東大学対抗戦 早大対帝京大(11月3日 秩父宮競技場) 今季より、対抗戦の日程変更にともない早慶戦、早明戦の直前の試合となった帝京大戦。昨年は27−16の接戦を演じた、今季も強固なディフェンスが持ち味の帝京大との戦いは観衆2万2千の秩父宮で行なわれた。 〈試合経過〉 筑波大、日体大と開始直後に先制を許し、立ち上がりのスロースタータが定着してきた早大。それでも今まで実力差のある相手にすぐさま逆転してきたが、「今日の試合はワセダにとって骨のある相手(清宮監督)」にはいつもと同じようにはいかなかった。序盤戦、動きの悪い早大は、帝京大の早大のお株を奪うような連続攻撃で完全にボールを支配、され2分、12分とトライを決められ0−10とリードを許す。 ここで早大はディフェンスを修正し、前にでるディフェンスをやめディフェンスラインを深く敷き帝京大アタックに対抗する。これでディフェンスに粘りのでてきた早大は徐々に安定し反撃を開始する。しかしそこは本来守りに定評のある帝京大。No8佐々木、CTB山下らが中央突破をねらうが、帝京大の2人がかりのタックルに阻まれて前に進むことができない。しかしここで「ヨコ」の早大が本領発揮し、SO大田尾が右へ左へボールを散らし、揺さぶりをかける連続攻撃を見せる。一次、二次までは持ちこたえる帝京ディフェンスもさすがに対応しきれなくなる。相手ラフプレーでもめる場面も合ったが、早大選手はけして集中力を失わない。そして22分帝京大スクラムでボールを奪ったSH田原から、左へ展開最後は佐々木が力で押し込み左隅へトライを決める。その後も継続ラグビーを続ける早大の極めつけは32分。早大ラックから大田尾、佐々木、羽生とピッチを大きく横切る展開から最後は久々スタメンのWTB山岡が回りこんでトライ。早明戦での逆転トライを髣髴とさせるプレーに秩父宮に大歓声がわく。ゴール決まらず10−10の同点。このまま前半終わるかと思われたが「圧倒して勝とう〈山下主将)」とする早大は攻撃の手を緩めない。39分、一次攻撃、二次攻撃、さらに攻撃を重ね三次、四次、と攻めLo桑江が突破、ゴール前で相手バックタックルに捕まるが、すぐさまフォローにはいったCTB豊山が押し込みトライ。逆転。17−10で前半を終える。 後半開始、しかしその直後に、試合の帰趨は決してしまった。3分、7分、10分とそれぞれFWの阿部、高森、佐々木が決め38−10。けしてアタック能力の高くない帝京大のモチベーションを失わせるには十分の点差だった。前半はほとんど崩せなかった相手中央のディフェンスもLO高森、FL上村が突破して行った。前半にあったゲームの緊張感はすでになく早大の恐ろしいまでの強さを見せ付ける試合となった.さらに重ねたトライは4つ。最終スコアは64−10。前半では想像できないスコアになった。 〈試合総評〉 この勝利は今シーズンの早大の完成度の高さを証明するものとなった。昨シーズン27−16と苦戦した相手に50点差の快勝。帝京大岩出監督も「(昨シーズンより)ディフェンスが落ちたということはない。ワセダのリズムが良かった」と相手チームを讃えた。しかし、この快勝にも「今日は50点差がつけばいいと思っていた」と清宮監督。圧倒的な勝利を求める「ULTIMATE CRUSH」を掲げる今季の早大にとっては、この試合も当然といえる勝利となるものだったようだ。 次はいよいよ早慶戦。この日の慶明戦の試合結果より、今シーズンも全勝対決の早慶戦となるのが予想される。昨季、早大は早慶戦の快勝で勢いを得て選手権決勝まで駆け上がった。早慶戦の試合如何で今後の戦いへの勢いも変わってくる。絶対に勝利を収めたい一戦だ。 〈公式記録〉
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対抗戦日体大戦 試合後のコメント |
10/27日体大戦 |
関東大学対抗戦 早大対日体大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
日体大戦90-27で勝利!磐石の四連勝 ◇関東大学対抗戦 早大対日体大(10月27日 秩父宮競技場) 晩秋の晴天の下、おこなわれた日体大戦、先週、戦列復帰した副将上村をスタメン7番に据えた早大は、前後半あわせて14のトライを決め快勝。対抗戦4連勝を圧倒的な存在感でもって達成した。 開始早々の3分に日体大にPGを決められた早大だが、慌てることなく日体大陣に攻め入り、最後はSH田原のパスを受けたCTB山下が相手ディフェンスの密集する中を見事なステップでするりするりをかわし、トライを決める。その後もボールを支配し続ける早大。21分にはFL上村が、さらにWTB仲山、Lo高森がトライを決め前半で40−8の大幅リードを決めた。 後半、いつものようにメンバーを変えていく早大だが、その勢いが衰えることはない。その中で抜群の動きを見せたのはCTB豊山。スピードが武器のインサイドセンターは持ち前のスピードを生かし後半5分、12分、16分と瞬く間に三連続トライを決めバックスのレギュラー争いに颯爽と名乗りを挙げる活躍を見せた。この後もSO大田尾、WTB山田のトライなど後半で8トライを決め全後半あわせ90点、大台の100点には届かなかったものの選手層の厚さ見せつけた。 しかし、この試合早大は計4トライを決められ27失点。SH藤戸を中心にバックスに能力の高い選手をもつ日体大は、CTB山下以外小柄な選手を揃える早大バックスを素早いパスワークで突いていく。一度突破されると大幅ゲインを許してしまい、ズルズルをトライを奪われてしまう場面が、回数は多くないが幾度か見られた。今後のスケジュールは強豪大との対戦が続く。着実に修正していきたい点だ。次節は来週11月4日、同じく秩父宮で帝京大との対戦となる。 ※選手のコメントは後日掲載します。
<記者の目>「組織的にうまくいっていたところに最後自分がたまたま決めただけ」今日5トライと大爆発のCTB豊山寛(教2)は、けんそん気味に試合を振り返った。「思いっきりのよいプレーを期待した」(清宮監督)の期待を裏切らず、むしろそれ以上の活躍を見せた豊山。タイミングのいい飛び出しに、相手ディフェンスを振り切るスピード。CTB安藤でほぼ決まっていた背番号12は、豊山の台頭で今後の行方はわからなくなった。しかし2人のプレースタイルは180度違う。パス、キックに長ける安藤にたいし、「自分は前に行くしかない。相手とのギャップを抜いて行く」と語るようにスピードにのった突破が持ち味だ。月曜日にAチームに上がったばかりで、まだまだ周りの選手とのコミュニケーションに課題を残すとはいえ、「前に出る」と自分の足だけを信じて勝負するその姿は、見ているものに勇気を与える。
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対抗戦筑波大戦 試合後のコメント |
10/20筑波大戦 |
関東大学対抗戦 早大対筑波大 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
難敵筑波大に43-13で勝利!対抗戦三連勝 ◇関東大学対抗戦 早大対筑波大(10月20日 秩父宮競技場) 前日から降り続いた秋雨の中行なわれた筑波大戦。「雨の試合が苦手」と清宮監督自ら語ったように、継続ラグビーを身上とする早大にとって、ボールが滑りやすくハンドリングミスを繰り返し、攻撃のリズムが作れないもどかしいゲームになった。 開始8分、早大はノット10mバックの反側をとられ、そのゴール正面のPGを決められて先制を許す。しかし直後の11分、自慢の連続攻撃から最後は今日スタメン出場のPR椛沢が左スミに決めすんなり逆転をする。このままいつものようにトライを重ねたいところであったが、雨足が速くなるにつれて、ハンドリングミスを繰り返し、徐々にチームの勢いは失われていく。さらに接点での筑波大の反側ギリギリのプレーに苛立ち集中力までも失われていく。極めつけは31分、相手のプレーに苛立ちを隠さなかったSO大田尾がラフプレーによるシンビンで10分間の退場を強いられ、早大は14人で戦うことに。ここで早大はあせることなく筑波大のアタックに対応し、ゲインを許さない。逆に35分に自陣でのターンオーバーから山下主将が三人抜きのビックゲインから、裏にキックしたボールを押し込む。これが認定トライとなり、15−8と逆転する。ロスタイムにはSO大田尾が復帰し、直後SO大田尾からLO桑江、FB内藤晴とつなぎトライ。19−8と点差を広げ前半を終える。 後半、雨足がおだやかになるにつれ、早大は勢いを取り戻す。その中心にはSO大田尾。前半の鬱憤を晴らそうとするかのように積極的なプレーで早大アタックをリードして行く。まずは後半9分ラックからSH田原、SO大田尾最後は再びFB内藤晴が決める。ついで17分、筑波ゴール前ラインアウトからモールを押し込みLO高森が押し込みトライ。後半24分には早大ラックから最後は大田尾が自ら突破しトライをきめ三連続トライ。勝負を決めた。後半23分には長らく戦列を離れていたFL上村が交代で出場、果敢なプレーを見せ回復振りをアピールした。その後両チーム1トライずつを決め43-13で試合終了。早大はこれで対抗戦三連勝となり、次週日体大との対戦になる。 ※選手のコメントは後日掲載します。 〈公式記録〉
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対抗戦東大戦・青学大戦 試合後のコメント |
10/6
青学大戦 |
関東大学対抗戦 早大対青学大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
青学戦128-7で快勝!開幕2連勝
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関東大学対抗戦 早大対東大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
対抗戦開幕!早大156−0の圧勝スタート
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交流戦 早大対法大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
早大24点差を返し45−31で逆転勝ち!
<記者の目>圧倒的なフィットネスの差だった。軍配は、最後まで足が止まらなかった早大に上がった。法大は中盤を過ぎて、プレイが止まるたびに地面に座り込む選手が目立った。早大のトライのたびに、足のつった選手の処置をするため法大のマネージャーが駆け回っていた。
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オックスフォード戦 試合後のコメント |
清宮監督 「オクスフォードとは今まで10回のゲームで今まで一度も勝っていない。今回上井草のオープニングゲームで、東伏見の50年と言うものあるから、本当に勝ちたかった。そのため、夏合宿のメニューを、このゲームにあわせて別メニューでやってきた。だけど勝てる試合を落としてしまった。勝ちたかったな(笑)。内容に関してはあれだけ体の違う相手にコンタクトを80分耐え続けて最後まであれだけ攻めれて守れた。80分闘えたことを評価したい。」 「(オックスフォードは)国内のチームと似ている闘い方戦術は一緒。立っている選手が違う。だから今日のゲームはシーズンにつながる。」 「選手には勝たなければ何もない。といったがそんなことはない。ここでピークを作るのは例年と違う。こうしてピークを一回持ってくると次が考えやすくなる。ピークなしが4ヶ月、5ヶ月続くのはしんどい。ここでピークを持ってきてもう一度作り上げる。」 山下大悟主将・CTB 「夏合宿後半からずっとこの試合へ向けて準備をしてきた。外人とやるのが初めてな選手がいて球際で苦戦を強いられた。フィットネスで上回る相手に、いいボールを出すことが出来なかった。本当に勝ちたかったです。自分も今日の自分のプレーに納得できていない。でもシーズンの初めにこの試合が出来たのはいい経験だった。これからチームをレベル アップさせていきたい。」 「(オックスフォードと早稲田の違いは)コンタクトした時に自分で前に持っていけるか。(オクスフォードは)2、3歩前に出てからリリースしていた。(早稲田は)球を出さなきゃいけないと思い、急ぎすぎてしまった。ハーフタイムに修正した。自分たちでコントロールして、あせるなと。連続攻撃を三回続けられればチャンスにつながる。」 「(新ユニフォーム・グラウンドは)個人的にアディダスが好きだったのでもらえてラッキーだった。グラウンドは汚れないし痛くない。しかし、東伏見で培ってきたものが大きい。このグラウンドにもつないでいきたい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
日英大学ラグビー対抗戦2002 早大VSオックスフォード大 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
上井草グラウンド・オープニングゲーム 23−23の引き分けに終わる! ◇日英大学ラグビー対抗戦 早大対オックスフォード大(9月15日 早大・上井草グラウンド) 早大ラグビー部の新たな船出を祝うような中秋の晴天、とはならなかった曇り空の下、長年住み慣れた東伏見を離れこのほど完成した早大の新しい聖地・上井草グラウンドでこけら落し記念試合が行なわれた。相手は春の遠征でも戦った英国の強豪大オックスフォード大。最高の舞台に最高の相手を迎えた。 〈試合経過〉 最初に試合の主導権を握ったのはオックスフォード大。体格で勝るオ大は早大ディフェンスの2人がかりのタックルをものともせず突破を図る。早大が自陣に張り付く展開が続くなか、前半14分、早大のラックからターンオーバーされオ大FBルビーが左ライン際を突破し、最後はキックしたボールを自ら押し込みオ大が先制のトライを決める。その後、早大は仲山、山下が個人で突破を図るが、すぐにつかまり連続攻撃まで持ち込めない。さらに焦りからかいつもよりもパスの精度が悪く攻撃のリズムが途切れてしまう。そんなチームの窮地を救ったのはCTB安藤だった。安藤は22分、30分、34分にPGをそれぞれきっちり決め、早大は9−5と逆転する。このまま終わるのかと思われた39分。オ大の連続攻撃から、最後は右隅にトライ。9−10。1点差。勝負の行方は後半へ。 後半に入り試合はシーソーゲームの様相を見せる。まずは早大、後半7分、連続攻撃から、最後はSO大田尾が左中間トライ。キックも着実に決め16−10とリードを広げる。しかし、この後オ大がボールを支配。早大は、押し込まれるが、粘り強いディフェンスですぐにフォローに入り独走を許さない。しかし後半18分にPG、25分にはターンオーバーからついに左隅にトライを決められ16-20と逆転される。しかし勝利への強い意志を持った早大は、ラックの連続攻撃から、最後は後ろから飛び込んだ桑江がそのまま突破しど真ん中にトライ。ふたたび23-20と逆転する。早大の逆転に沸く観客。しかし後半、39分早大の反側にオ大主将F・ゲムルはPGを選択。このPGをきっちり決め23−23の同点。ノーサイドまで残りは2分。もういちど最後の力で攻める早大。同点に勢いづくオ大。しかし、スコアはもう動かない。23−23。上井草グラウンドこけら落しゲームは引き分けに終わった。 〈「勝ちたかった・・・」〉 試合後の記者会見、早大の清宮監督は、「勝ちたかった・・・」を連発し、勝利を逃した試合を悔しがった。相手のオクスフォードは過去10回対戦し一度も勝利したことがない相手。そしてなにより、今日は上井草グラウンドでのオープニングゲーム。勝利を求めるのも当然のことだった。そのため、夏合宿からレギュラーチームは例年と違う別メニューで調整しこのゲームにあわせてきた。だからこそ、残り一分での引き分けに微塵も悔しさを隠しもしなかった。最後に「ここでピークを持ってきて、11月までにもう一度(チームを)つくりあげる。と対抗戦での雪辱を誓った。 〈でかくてはやいオックスフォード〉 ダークブルーのユニフォームに、身を包んだオックスフォード大。180a代、190a代の選手をずらりと揃える陣容に、いつもなら大きく見える早大の選手も今日ばかりは小さく見えた。そんなオ大のなかで今日最も印象的なプレーを見せたのは15FBのW・ルビー。173センチと小柄ながらも豊富な運動量を持ち、グラウンドのいたるところに現れてはボールからみ、トライシーンでは自らキックしたボールを抜群のダッシュで追いかけてトライを決めた。そんな彼のプレーにスタンドのいたるところで感嘆の声が聞こえた。なお、試合後オ大主将F・ゲムルは「新しいグラウンドで私たちが戦えたことを名誉に思う」と語った。 〈新しいユニフォーム〉 この日はまた早大の今シーズンの新ユニフォームがお披露目となった。このユニフォームには左胸にチームの象徴・稲穂がはいり、右胸にスポーツメーカー・アディダス社の三本線のマークが入った。試合前のグラウンドには20メートル長の大ユニフォームも登場。観客の度肝をさらった。 ※選手のコメントは後日掲載します。 〈公式記録〉
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早大ラグビー部02シーズン日程表 |
関東大学リーグ戦1部 | ◆主なオープン戦日程 9月15日 日英大学ラグビー第1戦・早大vsオクスフォード大(早大上井草G) 9月22日 交流試合・早大vs法大(13:00 秩父宮) | ||
9月29日(日) | 早大vs東大 15:00 秩父宮 | ||
10月6日(日) | 早大vs青学大 13:00 長野 | ||
10月20日(日) |
早大vs筑波大 14:00 秩父宮 | ||
10月27日(日) |
早大vs日体大 14:00 秩父宮 | ||
11月3日(日・祝) |
早大vs帝京大 14:00 秩父宮 | ||
11月23日(土・祝) |
早大vs慶大 14:00 秩父宮 | ||
12月1日(日) |
早大vs明大 14:00 国立 |
オープン戦 関東学院戦 |
関東学院に、ふたたび快勝!! ◇オープン戦 関東学院戦(8月25日 長野菅平早大グラウンド) |
オープン戦 関東学院大戦 試合後の主な選手のコメント |
山下大悟主将・CTB |
オープン戦 早大対関学大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
雨中の戦い 早大35-34の逆転勝ちでついに関学大に勝利!!
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オープン戦 春の早慶ラグビー |
早慶ラグビー 若手が大活躍108−17の快勝!! ◇オープン戦早大対慶大(5月19日 千葉・白井運動公園) |
第四回東日本大学セブンス |
東日本大学セブンス ジャパンセブンスに続き関東に連敗 ◇第四回東日本大学セブンス(5月6日 東京・秩父宮ラグビー場) (記録) |
第10回ジャパンセブンス |
ジャパンセブンス またしても関東に敗れる ◇第十回ジャパンセブンス(4月13、14日 東京・秩父宮ラグビー場) (記録) |
▽3月31日(秩父宮ラグビー場) | 激しくアタックするFB堀川 | ||||
全早大 | TGP表 | 全明大 | |||
9 |
T |
6 | |||
9 |
G |
3 | |||
0 |
P |
0 | |||
63 |
試合結果 |
36 | |||
▽メンバー表 | |||||
大江菊臣(人4) |
FW |
藤 高之 | |||
中村善徳(02卒) | 滝沢佳之 | ||||
佐藤友重(94卒) |
星 雄太 | ||||
吉上耕平(98卒) |
狭間辰弘 | ||||
平田輝志(97卒) | 神鳥裕之 | ||||
辻高志(00卒) |
HB |
永友洋司 | |||
沼田一樹(02卒) | 伊藤宏明 | ||||
艶島悠介(01卒) |
TB |
今村圭吾 | |||
武川正敏(02卒) | 上田雅俊 | ||||
小森允絋(00卒) | 黒田崇司 | ||||
山本肇(97卒) | 福田茂樹 | ||||
堀川隆延(96卒) |
FB |
赤石斉之 | |||
艶島→山崎弘樹 (10卒)、沼田→ 安藤栄次(人1)、 左京→脇健太 (01卒)、江原→ 岡本雅史(人3) 、辻→田原耕太 郎(人4)、小森 →艶島、大江→ 諸岡(人1)、中村 →阿部一樹(人 4) | 交代選手 | 明大選手はスター ティングメンバーの み掲載 | 早春の晴天の下、01年度最後の日に行なわれた第23回全早明戦。.立ち上がり4分、12分にトライを決められた全早大だったが、この日スタンドオフに入った沼田を中心にボールを展開し、18分にCTB小森が反撃のトライ。その後も、昨シーズンを髣髴とさせる展開ラグビーを見せ、前半だけで5連続トライを決める。後半になり交代で入った山崎弘が積極的なプレーを見せるなど、攻撃の勢いそのままにFL佐藤喬、LO吉上のトライなど4トライを決め早大復活を印象づけた02シーズンの最後を勝利で飾った。そしてこの日MVP級の活躍を見せた沼田、すべてのゴールを決めた武川そして、主将左京ら4年生がその青春の4年間を駆け抜けた早大での最後の試合となった。いつかまたOBとして全早大のユニホームを身にまといプレーすることを期待したい。 |
▽3月24日(秩父宮ラグビー場) | *写真はただ今調整中です。しばらくお待ちください。 | ||||
全早大 | TGP表 | 全慶大 | |||
10 |
T | 3 | |||
4 | G | 1 | |||
0 | P | 0 | |||
58 | 試合結果 | 17 | |||
▽メンバー表 | |||||
安藤敬介(人4) |
FW |
佐藤将希 | |||
中村善徳(法4) |
鈴木雅大 | ||||
水野敦之(01卒) |
山本拓也 | ||||
左京泰明(二文4) |
水江文人 | ||||
吉上耕平(98卒) |
高木 宏 | ||||
佐藤喬輔(人4) |
野澤武史 | ||||
江原和彦(01卒) |
田村和大 | ||||
平田輝志(97卒 |
高谷順二 | 99年度小森允紘(現リコー)、00年度江原和彦(現リコー)、そして昨年度の左京泰明と三季連続連続主将がそろって出場したオールの試合ならではの顔ぶれになった全早慶戦。秋の公式戦とは違い終始楽しそうにプレーする選手たちだったが、奪ったトライ10、58得点とスコアの上では全早大が全慶大を圧倒した。現役選手で目立ったのが途中出場でSOに入った安藤栄次。まだ一年生ながらも堂々たる司令塔ぶりでラインを動かすなどこれからの活躍が楽しみな選手だ。この試合の結果により全早慶戦の通算成績は全早大の18勝4敗1引き分けとなった。 | |||
月田伸一(98卒) |
HB |
熊谷 良 | |||
武川正敏(人4) |
吉野太史 | ||||
永島茂樹(97卒) |
TB |
三宅健介 | |||
小森允絋(00卒) |
稲葉 潤 | ||||
川崎 亨(商4) |
川尻圭介 | ||||
艶島悠介(01卒) |
浦田修平 | ||||
山崎弘樹(01卒) |
FB |
広瀬俊朗 | |||
ハーフ、安藤→ 青山敦司(97卒) 水野→佐藤友重 (94卒)後10分、 月田→辻高志(00 卒)後20分中村→ 阿部一樹(人4) 後23分江原→紀昌 弘(人2)、小森→ 安藤栄次(人1) 川崎→塩澤泰弘 (人3) | 交代選手 | 慶大選手はス ターティングメ ンバーのみ掲載 |