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東洋大大場14Kで決勝進出/神宮大会

9回裏上武大1死、金田を遊ゴロに打ち取る大場(撮影・浅見桂子)
9回裏上武大1死、金田を遊ゴロに打ち取る大場(撮影・浅見桂子)

<神宮大会:東洋大2-0上武大>◇3日目◇13日◇大学の部準決勝◇神宮

 巨人、阪神などが1巡目指名する方針の東洋大・大場翔太投手(4年=八千代松陰)が2安打14奪三振の完封で決勝進出を決めた。2試合連続先発となった上武大戦に2-0で勝ち、14日の決勝で早大を迎え撃つ。早大・斎藤佑樹投手(1年=早実)は5回2失点でリベンジ勝利を挙げ、東京6大学史上初の「4冠」に王手をかけた。高校の部では横浜(神奈川)と常葉学園菊川(静岡)が決勝進出し、来春のセンバツ「神宮枠」が関東地区と東海地区に決まった。

 最後は力でねじ伏せた。9回裏2死。カウント2-2から外角高め145キロ直球で空振り三振を奪いゲームセット。東洋大のエース大場は「すごく気持ちが入っていたので絶対に抑えたかった」と、納得の128球を振り返った。

 志願の連投だった。12日の東海大戦は完投したものの、序盤3失点と納得いく内容ではなかった。「長袖のアンダーシャツが投げにくかった」と、この日は両チームでただ1人、半袖のアンダーシャツで臨んだ。高橋昭雄監督(59)は「ここはキューバじゃないんだよと思った。でも心意気を感じたね」と、エースの気迫を評価。初回から最速150キロ直球をマークし、前日とは別人の立ち上がりを見せた大場は、決め球のスライダーとのコンビネーションで毎回の14奪三振で2安打完封。三塁を踏ませぬ快投を演じた。

 これで日本一まであと1勝に迫った。「4冠」を目指す王者・早大が相手となる。大場は「早稲田はいい打者がそろっているから気合入りますね。明日も投げるつもりです」と、初の3日連続先発も辞さない構えだ。19日のドラフト会議では最大7球団が獲得を狙う逸材は、悲願の初優勝を置き土産にプロ入りするつもりだ。【鳥谷越直子】

[2007年11月14日9時56分 紙面から]

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