野球

故稲尾氏遺族に叙勲伝達、プロ野球３人目

　元プロ野球西鉄（現西武）の投手で球史に数々の足跡を残し、１１月１３日に７０歳で死去した稲尾和久氏への叙勲伝達式が１７日、文部科学省で行われた。

　文科省によると、プロ野球選手に対する叙勲は鶴岡一人氏、川上哲治氏に続き３人目。

　式には稲尾氏の長女庄野多香子さん（４６）と夫の直之さん（５０）、根来泰周日本野球機構会長らが出席。樋口修資文科省スポーツ・青少年局長が多香子さんに旭日小綬章の勲章を手渡した。多香子さんは「野球人としての父は偉大だった。皆さんに評価され幸せな人生だった」と話した。

　稲尾さんは大分県別府市出身。現役時代は「鉄腕」と呼ばれ、数多くのタイトルを獲得するなど活躍した。

［2007年12月17日12時5分］

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