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メジャー1年目の03年に外野手部門ファン投票3位で選出された。ヤンキースの新人外野手ではジョー・ディマジオ以来、67年ぶりの選出。7月15日、シカゴのUSセルラーフィールドでア・リーグの7番・中堅で先発出場し、2回2死一塁の初打席でロアイザ(ホワイトソックス)の初球を左前打した。4回1死一塁の第2打席はウッド(カブス)から二ゴロで2打数1安打だった。二封で一塁に残るも、代走に同じセンターを守るウェルズ(ブルージェイズ)を送られた。スタメン野手でもっとも早く、球宴が終わってしまった。打席に入ってもほとんど拍手はないなど、すっかり脇役。少しばかり肩身の狭い立場で戦い、大きな刺激を受けた。
04年は32番目の球宴出場選手を決めるインターネットのファン投票で、120万票を集めて最後の1人に滑り込み、2年連続の球宴出場を決めた。7月13日、ヒューストンのミニッツメイドパークで9回1死一塁から代打で出場。ドジャースの守護神ガニエ相手にカウント2-3からの6球目の直球を強振したが、三振に倒れた。松井はその裏、左翼の守備についた。
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2回裏ア・リーグ2死一塁から松井秀喜はオールスター初打席初安打に満足げな表情をみせる=米国・USセルラーフィールド(2003年7月15日オールスター戦より)
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