松井手術した右ひざのリハビリ開始

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　【ニューヨーク１６日（日本時間１７日）＝千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手（３３）が、１４日に右ひざ内視鏡手術を行ったマンハッタンの病院で、リハビリをスタートした。午前１１時３０分に病院に到着。車から降りると、持っていたつえを使わずに、いきなり両足で歩いて担当医のもとへ向かった。

　病院では医師と打ち合わせをし、軽いひざの曲げ伸ばしなどを行った。松井は、その後、つえを突いて報道陣の前に登場。「何種類かのエクササイズがあって、要は筋肉を鍛えるということです」とリハビリについて説明した。

　そして帰り際だった。「せっかく来ていただいたんで、サービスという意味もあって（つえを）用意したんですけど…。　っていうか、普通に歩けるじゃん」。つえが“演技”だったと告白。笑いながら普通に歩いて車に乗り込んだ。

　この日、ジラルディ新監督はドミニカ共和国を視察。新戦力の発掘に余念がなかった。キャッシュマンＧＭは左翼レギュラーがデーモンだと宣言している。厳しい競争は待っているが、リハビリ初日は順調そのものだった。

［2007年11月18日9時37分　紙面から］

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