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ボンズがスポーツ界今年の話題1位

 07年は良くも悪くもバリー・ボンズ外野手(43=ジャイアンツFA)の1年だった。AP通信は21日、スポーツ「今年の話題」の1位にボンズを選出した。8月に大リーグ新記録の通算756号本塁打を放った一方で、11月にはドーピング疑惑をめぐる偽証罪などで起訴される波乱の1年。編集者や放送関係者146人による投票では、100人から1位票を集めた。

 明暗分かれるボンズの1年だった。1位選出の決め手は、皮肉にもマイナス材料に負う部分が大きい。今オフは「被告」として連邦裁判所に出廷し、薬物使用を告発する「ミッチェル・リポート」には現役選手最多の103回も登場。2位は闘犬賭博への関与で罪に問われたNFLファルコンズのQBマイケル・ビック、3位は八百長で永久追放となったNBAのティム・ドナヒー元審判員で、決して好意的な票ではないことが分かる。スポーツ専門局ESPNも1位にボンズを選んだ。

 識者の注目度とは対照的に、ファンの目は厳しかった。大リーグ公式ホームページはこの日、ネット投票による今季「最高の瞬間」に、ビジオ内野手(今季限りでアストロズ引退)の3000本安打を選出した。10の名シーンがノミネートされ、本来なら「本命」ボンズの756号は9・5%の支持しかなく5位。25・9%を集めたビジオに完敗し、歴代キングの栄光はすっかりかすんでしまった。

[2007年12月23日9時44分 紙面から]

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