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井川初ブルペン31球、首脳陣絶賛

 【タンパ(米フロリダ州)16日(日本時間17日)=千葉修宏】2年目のヤンキース井川慶投手(28)がブルペン投球を首脳陣から絶賛された。キャンプ入り後、初めて投球練習。ジラルディ監督、アイランド投手コーチが見守る中、31球を投げ込んだ。

 オフの日本での投げ込みで制球が安定。井川が「徐々に前(阪神時代)のチェンジアップに戻ってきている」とうなずけば、アイランド投手コーチも「素晴らしかった。速球とチェンジアップが低めに決まってた。僕は彼がメジャーでも成功できると分かっているんだよ」と評価した。ジラルディ監督も納得の様子だった。

 投球以上の収穫が4者会談だった。昨年、井川がマイナー降格した際、3Aにいたのがアイランド投手コーチだった。同コーチは練習後、井川から今後の調整法を相談したいと持ち掛けられていたのを受け、「井川の力、やり方を監督に知ってもらう良い機会」とジラルディ監督、キャッシュマンGMを誘った。顔合わせを兼ねた監督室でのミーティングは30分にもわたった。

 席上、井川は調整の失敗もあって2勝3敗に終わった昨年の教訓から、ジラルディ監督に「もっと投げ込みをしたい」と直訴した。同監督は井川がローテーション候補の1人だと激励し「昨年は異国の地での挑戦で大変だっただろう」とねぎらった。井川は今後、投げ込み不足の場合には追加の投球練習を設定してもらう確約を得た。「とにかくオープン戦で納得のいくピッチングをするだけです」。井川の言葉に力がこもった。

[2008年2月18日9時21分 紙面から]

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