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ＦＡ新井が阪神入り表明「甲子園楽しみ」
- 阪神入団を決意した新井（右）は南球団社長と握手する（撮影・浅見桂子）
広島からＦＡ宣言していた新井貴浩内野手（３０）が２１日、阪神入りを表明した。福岡市内で２回目の交渉を行い、「精いっぱい頑張りますと伝えた。甲子園で戦うことは想像しただけで楽しみです」と入団する意思を伝えた。「勝負強い打撃をしたい」とポイントゲッターとして活躍する決意。来季は３年連続１００打点を目標に掲げ、悲願の日本一を目指す。
球団側は主軸としての働きを期待した。日本代表候補として参加する北京五輪アジア予選終了後の１２月中旬に、阪神移籍が正式決定する。頂点への思いが阪神入りを決意させた。０５年の本塁打王、そして昨季から２年連続１００打点をマークしている。新井は「よろしくお願いしますということを伝えさせてもらいました。勝負強い打撃をできればなと思っています。（１００打点が）１つの目安になります。環境も変わりますし、不安もある。１試合１試合１打席１打席、気持ちを入れて頑張るというスタンスで臨みたい」と語った。
１５日の１回目交渉で４年総額１０億円（推定金額）の条件提示を受けた。背番号などはこれから決定する。同じく広島からＦＡ移籍した主砲金本と「ＡＫ」砲が誕生する。
［2007年11月22日9時21分 紙面から］
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