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西武、移籍和田の人的補償で岡本獲得へ

 西武から中日にFA移籍した和田一浩外野手(35)の人的補償として、西武が中日岡本真也投手(33)を獲得することが18日、明らかになった。渡辺新体制のもと、中継ぎは最大の補強ポイント。今季チーム最多62試合に登板し、チーム一のホールドポイントを挙げた強力セットアッパーを獲得する。早ければ、19日にも両球団から発表される。

 26年ぶりBクラスに沈んだ西武が、投手王国・中日から強力セットアッパーを獲得する。岡本は、守護神岩瀬につなぐ中継ぎ右腕として昨季62試合に登板し、5勝2敗、防御率2・89。登板数、38ホールドポイントはともにチーム最多で、53年ぶり日本一に貢献した。150キロ近い直球と縦に落ちるスライダーを武器に、4年連続で50試合に登板するタフさも兼ね備えている。

 この日、渡辺監督が球団事務所を訪れ、人選に関する最終的な意見を球団に伝えた。中日の28人のプロテクト漏れした中から数選手に絞り、検討を重ねてきたが「今日、最終決定しました。球団は意向を尊重してくれると言っています」と説明。決め手には「優勝するための戦力」と言い切った。

 チーム再建の最大補強ポイントが、中継ぎだった。昨季は守護神小野寺の不振など、試合の中盤以降に逆転される展開が目立ち、リーグ5位に低迷。ヤクルトから石井一をFA補強し、先発陣は涌井、西口、岸とメドが立った。不安定な中継ぎの整備が課題だっただけに、前田球団本部長は「チームとしての方向性が決まりました」と球団と現場の意見も一致した。

 リーグ優勝3度に貢献し、04年には最優秀中継ぎ投手に輝いたこともある岡本は実績、経験ともに申し分ない。打撃陣から和田の流出は手痛いが、補償として選手層の厚い中日から、主力のセットアッパーを補強できる意味は大きい。西武では中継ぎの柱として、あるいは不在の抑えを任せる可能性も十分ある。

[2008年1月19日9時30分 紙面から]

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