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上原初フリー登板「打たせて納得」54球
打たせたからこそ、納得できる。巨人エースの上原浩治投手(32)が14日、初めてフリー打撃に登板。阿部、村田善と、自分を最も良く知る女房役との対戦。「楽しみながらできました。キャンプのテーマなんで」。キャンプ第4クールで、打者相手に投げる。「スケジュール通り」の現実を笑顔で振り返った。
“志願”しての登板だった。投球の精度を高める大切な工程。オール直球の54球を主に内角に集め、反応を見た。「安打、さく越えの数なんて関係ない。打者の反応、対打者の感覚。『バリバリA班』の選手で確認できれば一番いいし、意味のあることだと思う」。通算6本塁打の村田善が放った4本塁打は、同じテンポで同じコースに投げたから。阿部の「気持ちよく打たせてもらいました」とのコメントも、“精密機械”の裏返しだった。
投球後、入念に体をもんだ白坂トレーニングコーチは「あとは先発として9回、1年を通し投げ抜く体をどうつくるか。ただ彼は頭がいいから、それも問題ない」という。23日、西武との練習試合の裏で、A班中心の紅白戦がある。キャンプ初日、伊原ヘッドから「目標にして仕上げるように」と通達があった試合。上原はぴたりと照準を合わせている。【宮下敬至】
[2008年2月15日9時1分 紙面から]
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