<プロボクシング:WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇大阪府立体育会館○王者・亀田興毅(25=亀田)27勝(17KO)1敗[KO

 4回2分4秒]×同級12位・マリオ・マシアス(26=メキシコ)23勝(11KO)8敗1無効試合

 <試合前>歌手misonoが君が代独唱。

 <1回>ジャブでお互いの様子をうかがう静かな立ち上がり。亀田はボディーを狙っていく。中盤にボディーの連打でマシアスをうずくまらせるが、ローブローの判定でダウンカウントはなし。試合再開後も亀田が攻め、ボディーからの左フックでダウンを奪う。相手が立ち上がったところでゴング。

 <2回>亀田は相手のガードの上からの右フック、ボディーなど攻勢を強める。

 <3回>亀田は右ボディー、カウンターの左などで攻める。ラウンド終盤には左ストレートをヒットさせ、2度目のダウンを奪う。

 <4回>亀田はボディーを中心に攻め続ける。中盤に相手をコーナーに追い込むと、右ボディー連打、左ボディー連打を浴びせる。相手はひざまずくと、マウスピースを吐き出す。力の差を見せつけ、あっさりとKO勝ち。