5月24日に腎不全による誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した元プロレスラーのラッシャー木村さん(本名・木村政雄、享年68)のお別れの会が26日、東京・ディファ有明で行われた。ファンをはじめ、選手、関係者ら約400人が参加した。

 弔辞では国際プロレス時代からの盟友だったアニマル浜口氏(62)が、木村さんに連れて行ってもらった小料理屋で夫人と出会ったエピソードなどを披露。「プロレス界は決して忘れることはありません」と涙を浮かべると、リング内に設置された遺影に向かって「気合だ!」を10連発。最後に「木村さん、さようなら!」と天国へと送り出した。浜口氏は「木村さんは男の中の男。プロレスが似合いますね。また、見たいですね。頭突き、空手チョップ…」と語ると、再び目を潤ませていた。