後続に2差をつけて単独首位だった大関豪栄道が平幕の玉鷲を力強く寄り切って14戦全勝とし、初優勝を決めた。30歳5カ月での初制覇は年6場所制で5番目の年長で、かど番大関の優勝は2008年夏場所の琴欧洲以来。

 横綱日馬富士は大関稀勢の里を寄り切り、11勝目。稀勢の里は5敗目を喫した。

 横綱鶴竜は大関照ノ富士を寄り切り、10勝4敗。照ノ富士は10敗目。大関琴奨菊は9勝目を挙げた。

 ただ1人、豪栄道を2敗で追っていた平幕遠藤は関脇高安を寄り切り、12勝目。十両は大輝と阿武咲が3敗で並ぶ。