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田中麗奈「広島の悲しみを共有できた」
原爆をテーマにした映画「夕凪の街 桜の国」の公開を前に、主演の田中麗奈(27)が11日、舞台となった広島市を訪れ「以前はこの国に戦争が起きたことになかなか実感がわかなかったが、撮影を通して広島の悲しみを少しでも共有できたと思う」と作品を振り返った。
被爆2世を演じた田中は、佐々部清監督(49)とともに記者会見。「戦争を知らないから語ってはいけないということはないと思う。映画をきっかけに平和を願う気持ちを素直に言える人が増えたらいい」と話した。
広島県内で21日から先行上映。28日から全国で公開される。
[2007年7月11日18時40分]
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