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「大奥」仲間由紀恵主演で映画化
江戸城大奥の愛憎劇を描いた人気ドラマシリーズ「大奥」が、仲間由紀恵(26)主演で映画化されることが18日、分かった。配給の東映が発表した。メガホンは、ドラマも演出した林徹監督が取る。
ドラマは03年6月にフジテレビ系で第1シリーズが始まった。映画版では、大奥の最大スキャンダルとも言われる「絵島生島(えじまいくしま)事件」が描かれる。7代将軍家継の生母で前将軍の側室と、正室の争いが、大奥の御年寄・絵島と歌舞伎役者・生島新五郎の恋愛で表面化、1300人以上が処分された。フジテレビ関係者は「スペシャル版か映画のためにとっておいたエピソード」と自信。ドラマファンだった仲間は「まさか私が出演させていただけるとは思ってもいませんでした」と楽しみにしている。
製作費は20億円。衣装や江戸城廊下、城下町など美術だけでも4億円がかけられる。ドラマ版のレギュラーやフジテレビの女子アナが腰元として出演する可能性もあるという。ドロドロもスケールも、スクリーンならではの「大奥」になりそうだ。12月23日公開予定。
[2006年5月19日8時36分 紙面から]
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