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キムタクと香取がカンヌで主演作PR

 SMAP木村拓哉(34)と香取慎吾(30)の2人はカンヌで、それぞれの主演作の大掛かりなプロモーション活動を行った。19日夜(日本時間20日)のパーティーには米アカデミー賞で注目された「バベル」の監督など欧米、アジア各国の映画関係者が集まり、2人には世界各国40媒体以上の取材依頼が届くなど、日本の枠を超えた人気を実感していた。

 カンヌのメーンストリートに、木村主演「HERO」(9月8日公開)と香取主演「西遊記」(7月14日公開)の巨大な看板ボードが掲げられた。期間中に各会場で配布される映画専門誌「Screen」の表紙も飾り、2人は世界最大規模の映画祭でも十分な存在感を示している。

 木村は「映画を作ってきたスタッフやキャストのことや同じチームの慎吾と一緒ということもあって少し誇らしく思います」。香取も「日本では経験のないプレッシャーを感じますね」と話した。

 12カ国の各国映画関係者約800人を招いたパーティーには、2人に接触しようと著名人が足を運んだ。役所広司や菊地凛子が出演した米アカデミー賞ノミネート作品「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は2人と握手を交わし談笑。04年に同映画祭コンペティション部門出品作「2046」で木村とコンビを組んだウォン・カーウァイ監督は木村と抱き合い、再会を楽しんだ。撮影が一段落した2作品のダイジェスト映像が上映されると、拍手と歓声がわき起こった。

 2作品の製作、配給を手掛ける東宝とフジテレビによると、「HERO」はすでにアジア各国で配給権をめぐって争奪戦が展開中。「西遊記」は原作の知名度も手伝って、英国や豪州などから配給オファーが届いているという。

 木村は「2046」の出品でレッドカーペットを踏んで以来、カンヌは3年ぶり。香取は昨年、カンヌで行われた「西遊記」の製作発表以来1年ぶり。木村は「この場所を借りて世界を体感している。スタッフやキャストに対する感謝の気持ちを日本に持ち帰りたい」。香取は「いつか木村くんみたいに(正式出品して)赤じゅうたんを歩きたい」と話した。

[2007年5月21日8時3分 紙面から]

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