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“海賊”デップ終わらない!?

 米俳優ジョニー・デップ(43)が23日、人気シリーズ映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(25日公開)の来日会見を都内で行った。

 今回が3部作の完結編だが、世界中で人気シリーズの続編を望む声が上がっている。製作のジェリー・ブラッカイマー氏は「現時点では今回が3部作の最後」とし4作目の構想がないことを示唆したが、デップは「最終的には、役にさようならを言わなければならないこともある。でも、今回が終わりかどうか分からない」と続編への期待をにじませた。

 以前から「8000作までシリーズが続けばいいね」と話しており、この日の会見でも終始、演じた海賊、ジャック・スパロウへの愛着を次々に明かした。

 最後の撮影シーンでは、ゴア・バービンスキー監督に「もう1テイク、お願いできないか」と頼み込んだという。子供と剣の遊びをしていると「ジャックじゃなくて、他の役をやってよ」と指摘されたことを明かし「自然にジャックが出てきてしまったみたいだ」と照れる場面もあった。

 とはいえ、さまざまな思いを抱えながらも、5年に及ぶシリーズにとりあえず終止符を打つ。「経験は大きなギフト。セットを離れても、ずっと経験は持っていたい」。この時ばかりは名残惜しそうな表情を見せた。

 この日夜には、東京・日本武道館で行われたプレミア上映会にオーランド・ブルームら主要キャストとともに出席。デップは30分かけて、サインはもちろん、一部女性ファンを抱き寄せるなどの大出血サービスも。大歓声に「すてきな夜を過ごせて幸せ。ありがとう」と笑顔を見せた。上映会は米国と日本だけ。会場の外には入場できなかった1500人のファンであふれかえっていた。

[2007年5月24日9時36分 紙面から]

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