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河瀬監督カンヌ最高賞出品「誇りに思う」

 【カンヌ26日=松田秀彦】カンヌ映画祭の最高賞(パルムドール)を競うコンペティション部門出品作「殯(もがり)の森」(河瀬直美監督、6月23日公開)の公式会見が行われた。日本人監督で唯一、同部門に選出された。河瀬監督(37)は「誇りに思います。作品にも大いなる自信を持っています」と言い切った。

 97年「萌の朱雀」で、同映画祭の新人監督賞(カメラドール)を受賞。03年「沙羅双樹」も同部門に選出された。「カンヌが私の映画を待っていてくれる。私を育ててくれている気がします」と感謝した。今年は60回開催記念となったが「第100回の時に(赤じゅうたんの上で)ジャンプしたい」と笑わせた。

 各賞を発表する授賞式は27日(日本時間深夜)に行われる。97年の故今村昌平監督「うなぎ」以来10年ぶりの日本映画のグランプリ獲得に期待が寄せられる。

[2007年5月27日8時13分 紙面から]

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