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ガッキーを三国が激励/ブルーリボン賞

新人賞を受賞した新垣結衣は、ゲストで登場した三国連太郎に花束を渡して笑顔
新人賞を受賞した新垣結衣は、ゲストで登場した三国連太郎に花束を渡して笑顔

 ブルーリボン賞(主催東京映画記者会=日刊スポーツなど在京スポーツ紙7社の映画記者で構成)の授賞式が12日、都内で行われた。50回を迎えた記念に第2回の新人賞、三国連太郎(85)がサプライズゲストで登場、今年の新人賞新垣結衣(19)を激励した。また、昨年3月に亡くなった植木等さん(享年80)に特別賞が贈られた。

 66歳差、新旧新人賞のツーショットはほほえましいだけでなく、変わった時代と変わらぬ映画への愛情を感じさせるものだった。

 三国は新人賞を受賞した51年公開の「善魔(ぜんま)」や俳優人生を振り返って「あっという間の50年。浮き沈みもございましたが、才能のある人に使っていただけた」と話した。あっという間の50年は、新垣へのコメントを求められた時の表情に表れた。167センチにヒールをはき、同じ高さの目線の女優を見て、しみじみと「時代とともにこうも変わるのか、と。背の高さですよ。以前は小さい人が多かったんですよ。俳優も大きい人が必要になりますね。頑張ってください」。

 会場からは笑いが起き、新垣にとっても思いも掛けない言葉だったようで「ふふふ、背の高さを生かして頑張ります」とはにかんだ。恥ずかしそうにも見えたが、モデルとして芸能界の仕事を始め「ポッキー」のCMでは、スラリと長い手足で笑顔を振りまき、ガッキースマイルを定着させた。「恋空」が社会現象になるほどヒットした後も「女優もモデルも歌手も好き。1つだけにはしたくない」と話していただけに、うれしい言葉だったはずだ。

 「映画に対する情熱だけは、ほかの人より熱いものを持ち続けているんじゃないかと思っています」と話した三国と、「この舞台に並んでいることが信じられません」と話した新垣。2人の間には長い時間と歴史が流れているが、三国の言葉で、新垣の映画への意欲がかき立てられたことは間違いない。【小林千穂】

[2008年2月13日9時21分 紙面から]

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