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梅田のバナナホールに明け渡し命令

 大阪・梅田のライブハウス「バナナホール」を契約に反して使い続けているとして、店舗を買い取った東証マザーズ上場のYAMATO(大阪)が明け渡しを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(宮本博文裁判官)は31日、請求通りホール側に明け渡しを命じた。

 バナナホールは81年にオープン。これまでに上田正樹やBEGINら多くのミュージシャンの人気に火を付けてきた“名門”として広く知られるが、判決は仮執行も認めており、存続は厳しくなった。

 敗訴したホールのブッキングマネジャー青木清和さん(34)は閉廷後に「何とも言葉にできず、残念というのが正直な気持ち」と話した。9月半ばまでライブの予定を入れているが、それ以降の営業は未定という。

 判決などによると、バナナホールは親会社の経営が悪化し04年に競売にかけられた。購入したYAMATOとホール側が賃貸契約を結び営業を続けたが、運営方針をめぐって対立。昨年4月のライブを最後に閉店することになった。

 しかし、存続を求めるミュージシャンらがその後も集まり、スタッフも泊まり込んでホールに“籠城(ろうじょう)”。YAMATOが昨年6月提訴した。

[2007年8月31日19時6分]

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