このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > ニュース


芸能メニュー

小室が公開講座、華原の解雇「関係ない」

350人を前に公開講座を開いた小室哲哉(撮影・村上久美子)
350人を前に公開講座を開いた小室哲哉(撮影・村上久美子)

 音楽プロデューサー小室哲哉(48)が5日、元恋人で6月に薬物依存のため所属事務所を解雇された歌手華原朋美(32)について「僕には関係ないですから」と語った。12年前の交際当時は2人でヒット曲を連発、周囲もうらやむカップルだった。しかし、小室は現在、所属の吉本興業を離れ、再出発を目指し大手レコード会社などと交渉中。妻KEIKO(globe=34)への配慮もあり、華原とは無関係とするのが精いっぱいの状況のようだ。

 小室はこの日、4月から特任教授を務めている尚美学園大学の川越キャンパスで、公開講座を開いた。終了後、取材に応じたが事実上の引退状態に追い込まれた華原についての質問には「あ、それは…。僕には関係ないですから」と、手を振りながらだったが、逃げるそぶりはなく答えた。

 2人の交際が始まったのは95年。華原は「遠峯ありさ」の芸名から小室と同じ「TK」のイニシャルとなる「華原朋美」として再デビュー。空港で、パーティー会場で、照れもなく小室と手をつなぎ2ショットを披露した。恋人が手掛けた曲でヒット曲を連発する華原のシンデレラ・ストーリーは女性ファンのあこがれだった。

 しかし、小室との関係がこじれた99年に華原はガス中毒で入院する騒動を起こし、間もなく破局。その後、何度も立ち直ろうとした華原だが、大量の睡眠薬など薬物依存を断ち切れなかった。小室が「関係ない」としても、周囲は華原の心身の状態が不安定なのは失恋の痛手がきっかけだったとみている。

 小室も微妙な時期を迎えている。特任教授を引き受けた理由を「僕自身もちょうど変革期だった」と説明した。6月末で吉本との契約が終了、新たな拠点を求めて大手レコード会社などとの交渉も大詰めを迎えているとされ、「あらためて発表できると思う」と口にした。

 特任教授として芸術情報学部音楽表現学科の音楽ビジネスを志望する学生60人を相手に、月1回、教壇に立つように、音楽界の新人の育成には今も力を注いでいる。この日の講義でも「生徒がかわいくなる金八先生の気持ちが分かるね。ウチのKEIKOさんが金八好きで『3大テツヤ』だと言ってた。筑紫哲也、武田鉄矢、僕、ね」と、夫婦の会話を交えて笑わせた。もはや過去とは関係なく、新たな道を歩んでいる。

[2007年8月6日8時8分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー




このページの先頭へ