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元NHK宮本アナが歌手デビュー

宮本隆治は、川中美幸と指きりポーズ
宮本隆治は、川中美幸と指きりポーズ

 元NHKのフリーアナウンサー宮本隆治(56)が、歌手川中美幸(51)とデュエットし、歌手デビューすることが8日、分かった。曲は、川中が昨年発売した「金沢の雨」のデュエットバージョンで、9月26日にリリースされる。宮本は「本当に僕でいいんでしょうか。足を引っ張らないように、親せきに頼んでせめて、3000枚は売りたい」と冗談めかした。

 この日、都内のスタジオで川中と一緒にジャケットの撮影を行った宮本は、遠慮がちに川中の肩に手を回すなど緊張気味。歌でもコブシに苦労したと言うが、それでも「目標はまず『のど自慢』でしょ。次に『歌謡コンサート』に出て『紅白歌合戦』はその後かな」と、余裕? の笑顔を見せた。曲は金沢の女性と東京から来た男性との恋の歌。「和服姿の美人の川中さんと金沢の街を歩く、プロモーションビデオのような、いつもの自分じゃない愛の世界を想像しながら歌いました」。

 一方、川中はNHK時代の宮本を「アドリブがすごく面白く、もったいないキャラと思ってました。今はかごから放たれた鳥みたい」。さらに「声質がよく、スマートさの中に温かさを持ち、新鮮。曲のイメージにぴったり」と宮本を指名した理由を説明した。だが、歌手としての才能には「一般の人も自信を持って歌える」と、仲のいい友人ならではの厳しい評価。「宮本さんは打倒前川清と、次はソロを狙っているみたいですよ」と続けた。

[2007年8月9日8時53分 紙面から]

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