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香里奈が連ドラ初主演、知的障害の母親役

連続ドラマに初主演する香里奈
連続ドラマに初主演する香里奈

 モデルとしても活躍中の女優香里奈(23)が、TBS系「だいすき!!」(来年1月17日スタート、木曜午後10時)で連続ドラマ初主演を務める。女優デビューから8年目で念願の連ドラ主演を射止めた。知的障害がありながらも、子育てに奮闘する母親を演じる。初主演作でいきなりの難役となるが「緊張と期待で胸がいっぱいです」と話している。

 「だいすき!!」は同名人気コミックのドラマ化。主人公は知的障害のため、23歳だが知能は8歳程度。それでも持ち前の純粋さから恋に落ち、同じ職場の知的障害男性と結ばれて妊娠するが、男性が事故で突然亡くなってしまう。周囲の反対を押し切って出産を決意するところから物語が始まる。母親になった主人公を待っていた厳しい現実を乗り越えながら母親として成長していく姿を描く子育て奮闘記だ。

 知的障害のある女性という難役に香里奈は「自分なりにすべての人たちを心から愛していこうと思います」。母親役も初挑戦だが「母になります!!」。

 来年は女優デビュー8年目。人気ファッション誌「Ray」の専属モデルとして活躍しながら、女優経験を重ねてきた。映画は初出演ながら04年「深呼吸の必要」でいきなり初主演。今年も国分太一(33)の主演映画「しゃべれどもしゃべれども」でヒロインを務めた。同作品は「とにかく原作、脚本が素晴らしくて感動しました」と周囲に話すほどほれ込んだ作品。女優としてハードルが高い題材ともいえるが、主人公と同様に困難を乗り越えていくつもりだ。

[2007年11月15日9時32分 紙面から]

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