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米倉涼子テレ朝ドラマで刑事役に初挑戦

 女優米倉涼子(32)が刑事ドラマに初挑戦! テレビ朝日系連続ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR(仮題)」(来年1月スタート、木曜午後9時)でハードボイルドな女刑事にふんすることが18日、分かった。

 米倉は同局ドラマ「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」の松本清張作品で悪女や警察に追われる女を演じたが、今回は犯人を追う立場になる。ふんするのは警視庁捜査1課特殊班(通称SIT)の宇佐木玲子。少年課から異動し、男社会のSITで孤立しながらも、頭脳明晰(めいせき)、特殊な交渉能力を生かし凶悪犯に立ち向かう。話の達人で、警官だった父が立てこもり事件で亡くなった過去を持つ。

 米倉は「私って『強い』『男っぽい』というイメージをもたれているようなので、今回のような(タフな女性の)役の方が、皆さんが見て『あーなるほどね』と納得してくれるんじゃないかと思います」。女刑事役とあってアクションシーンについても「期待して今いろいろと準備しているんですけど。なんか腰抜けみたいに見られるのは嫌なんです。とりあえず今は筋トレをやっています」。

 共演は特殊班管理官に陣内孝則、捜査1課管理官に高橋克実、たたき上げの交渉人に筧利夫、玲子の友人に安めぐみら。米倉は「警察ドラマは初めてで、『警察庁と警視庁の違いは分かる?』というせりふがあるんですが、『分からない』といいながら台本を読んでます」。米倉といえば、ドラマ中のファッションも注目だが「警察というと服装とか限られてくる感じがするけど、前例にないことなので思い切ってやっていいのかな」と前向きだ。

[2007年11月19日7時37分 紙面から]

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