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内田有紀6年ぶり舞台で1人3役

 女優内田有紀(32)が約6年ぶりに主演する舞台「ジャックとその主人」が19日、東京・吉祥寺シアターで幕を開ける。02年「熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン」以来の舞台。ともに演出家で俳優の串田和美(65)と白井晃(50)の共作の第2弾で、チェコスロバキア出身の作家ミラン・クンデラの戯曲を日本に初上陸させた知的コメディーだ。

 幕開けを控えた18日、同所で最終リハーサルを終えた内田は「空気感、呼吸がじかに伝わる場所」という舞台で初めて1人3役に挑んでいた。顔は白塗り。3色の衣装を用いて、ジャック(串田)と主人(白井)が愛したジュスチーヌら3人の女性を演じ分けた。串田と白井が昨年、共作第1弾として上演した「ヒステリア」を内田が観劇し、舞台での再会を熱望していた。

 実現した初共演について内田は「2人の演技が面白く、チャーミングなので男性も共感できるはず。串田さんと仕事がしたかったし、大人の俳優さんに囲まれて役柄を追求しながら演技の幅を広げたかった」。久々の舞台にもかかわらず、けいこから存在感を発揮。串田に「勘がいい。普通の人は悩む場面でも、彼女は前向きにとらえられるし、直感で演技をつかむ力に優れている。見えない一座を組んだので、また共演したいね」と言わしめた。

 内田は00年、演出家つかこうへい氏(59)主宰の「北区つかこうへい劇団」に入団。同年の「銀ちゃんが逝く~蒲田行進曲完結編」から「新・飛龍伝」(01年)「熱海殺人事件」(02年)の3作に主演した。舞台に帰ってきたのは、演技に対する心境が変化したからだという。05年に吉岡秀隆(37)と離婚後、女優復帰し、昨年は主演映画「クワイエットルームへようこそ」やドラマ「医龍2」などに出演。「31歳の1年間で演技の奥深さを知って芝居への熱意が自然と出てきた。与えられた演技で精いっぱいだったけど、今後は自分から動いて物作りしたい」と飛躍を誓った。【木下淳】

[2008年2月19日7時49分 紙面から]

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