磐田は19日、浜松市内で新体制を発表し、J2降格となった神戸から新加入した日本代表DF伊野波雅彦(27)は「(黄金時代の)昔の磐田を抜けるぐらい、いい選手がいる。数多くのタイトルを取りたい」と今季の抱負を語った。

 昨季J1は12位で、失点53はワースト3位タイ。ロンドン五輪韓国代表のMF鄭又栄(23)ら守備的な選手を獲得した。J参戦20年目を迎えるクラブの補強の目玉となった伊野波は「チームとして失点を減らすことが目標。結果を求められていると思う」と責任感を口にした。

 就任2季目の森下仁志監督(40)は、伊野波について「能力は誰もが理解している。ほかの選手がどう反応するか楽しみ」と期待した。