【ロッテ横山陸人】夢のクローザーへ156キロ!「ボコボコ」記憶にサヨナラ/連載3

プロ5年目のロッテ横山陸人投手(22)が、オープン戦で自己最速タイの156キロをマークしました。6日のDeNAで2点ビハインドの6回に登板。勝又、柴田を155キロ、梶原は154キロの速球で空を切らせ、1回を3者連続三振で圧倒しました。オフに改良を加えたスライダーも交え、緩急でも進化を証明。将来的に守護神を目指す右腕が肉体改造に取り組んだ体の変化、先輩の益田との自主トレなどについて語りました。

プロ野球

横山陸人(よこやま・りくと)2001年(平13)8月5日、東京都生まれ。小学3年から野球を始め、中学時代は軟式野球部所属。専大松戸では2年秋からエースも、3年夏は県大会4回戦で敗れ甲子園出場ならず。19年ドラフト4位でロッテ入団。21年5月26日の阪神戦でプロ初登板。23年11月のアジアCSで日本代表入り。プロ通算49試合で2勝3敗、防御率5・44。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1800万円。

■「去年、1球出たんですけど…」

――投球を振り返って

ブルペンでもしっかり投げられてましたし、真っすぐも自分の中では走ってるなっていう感じはあったので、これを継続してオープン戦で出し続けて、開幕まで、開幕からもですけど、この調子がキープできればいいかなと思います。

――最速は156キロだったが、自己最速?

去年、1球出たんですけど、ちょっと微妙で…。自分でもそんなに出てない感じだったので、今日は自分でもしっかり走ってるなっていう感じのままで出てたので、すごいよかったかなと思います。

――寒い時期に球速が出るのは自信になる

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。