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甲府惜敗もJ王者に意地見せた/天皇杯

<天皇杯:鹿島2-1甲府>◇5回戦◇8日◇カシマ

 来季J2に降格する甲府がJ1王者の鹿島を苦しめた。前半28分に先制点こそ許したが、その後も得意のパスワークを主体に攻撃を仕掛けた。後半ロスタイムにはFW茂原の左足シュートがバーに当たってはね返ったところをFW久野が右足で押し込んで同点とした。

 延長戦で力尽き、大木監督は「最後は力の差を見せつけられた」と話したが、鹿島のオリベイラ監督からも「サッカーの面白さを伝えるという意味ではJ1にいたら面白いチームだと思う」と称賛されていた。

[2007年12月8日19時23分]

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