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巻ら千羽鶴、息子アマル監督は練習場直行

06年5月、練習終了を待つファンのところへ巻を促す千葉オシム監督
06年5月、練習終了を待つファンのところへ巻を促す千葉オシム監督

<日本サッカーに激震、オシム監督脳梗塞で倒れる>

 折り鶴に、祈りを込めた。16日の練習後、千葉FW巻、MF下村、DF市原は行き付けの飲食店で、サポーターと一緒に千羽鶴を折った。巻は帰路、自宅で智子夫人と一緒に折るために、コンビニで折り紙を購入。サポーターの代表者は今日17日、出来上がったものをオシム監督の息子、千葉アマル監督に渡す予定だ。

 アマル監督は、午後5時からの練習でいつも通りにグラウンドに立った。一睡もしないまま、病院から直行。あえて、選手に事情は伝えなかった。クラブ幹部には「ここはプロのクラブで、病院ではない。特別なことはして欲しくない。選手には話をしないでくれ」と話したという。

 この日早朝、アマル監督から連絡を受けた唐井GMは「そのまま病院に残る方がいい」と勧めたが、仕事は休まないと主張された。「お父さんも本人もプロに徹し、厳しい姿勢で仕事をしているから」と心境を思いやった。06年夏まで3年半も指導を受けた選手たちも動揺はあったが、約1時間半、ミニゲームなどで汗を流した。

 MF佐藤主将は言う。「あの家族は、サッカーへの気持ちは半端じゃなく強い。こういう時は、来なくても当たり前なのに、グラウンドに立って指示を出していた。こういう時だからこそ、結果を求めて戦って、しっかり勝つことでいい方向に向かえばいい」。巻は「僕らはプロ。試合は待ってくれない。ファンもいるし、しっかり切り替えてプレーすべきだと思う」と決意を述べた。

[2007年11月17日9時28分 紙面から]

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