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12月代表合宿中止、新体制始動の可能性も

 日本代表のスタッフ会議が22日、東京・文京区のJFAハウスで行われ、来月3~5日に予定していた代表合宿の中止を決めた。会議には大熊コーチ、小倉コーチ、加藤GKコーチらが出席。オシム監督の病状報告や、北京五輪予選の結果報告などがあった。指揮官不在となるが、今後も2月6日からのW杯予選に向けてJリーグの視察などを予定通り行い、非常事態を乗り切ることを確認した。

 会議に出席した日本協会の小野剛技術委員長は、急きょ合宿を中止した理由を「指揮官あってのキャンプだったので」と説明。また後任人事に関しては「オシム監督の回復を願うのが第一」としながらも「つらい仕事ではあるが、自分が責任をもってやらないといけない」と、水面下で進めていることを示唆した。各クラブへの合宿中止の連絡でも「12月中に集まることもありうると伝えてある」。早ければ12月中にも新体制で始動する可能性もある。

[2007年11月23日9時9分 紙面から]

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