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W杯3次予選へ情報戦が早くもスタート

 日本代表が病床のオシム監督の意向を胸に、来年2月スタートの10年W杯南アフリカ大会3次予選へ向けて動きだした。同予選の組み合わせ抽選から一夜明けた26日、都内のJFAハウスで一部の代表スタッフと日本協会の技術委員が協議。タイ、バーレーン、オマーンと同じ2組に入ったことで、対戦国の分析や情報収集方法など今後のスケジュールを確認した。

 病に倒れる前「組み合わせが決まったら、対戦国の情報分析を本格的にやる」と話したオシム監督の方針を早速、実行に移した。まずは2月6日の初戦で対戦するタイを中心に傾向と対策を練る予定。12月6~12日にはタイが開催国を務める東南アジア大会が行われるため、関係者は「そういうところに人を派遣することも十分あり得る。各国の情報をどう集めるかなどを担当者と話した。暑熱対策を含めて、環境マネジメントも考えないといけない」と見通しを語った。

 同時に中東勢の分析にも着手する。バーレーンには前回ドイツ大会の最終予選(05年)でホームアンドアウエー2戦でともに1-0辛勝。オマーンにも同1次予選(04年)とアジア杯1次リーグでの計3戦ですべて1-0勝利と苦戦続き。対戦歴のある相手で特徴はつかみやすいが、小野技術委員長は「すべての試合がギリギリの厳しい戦いになると覚悟して臨まなければならない」と最善の準備を整える構えだ。

 また、オシム監督は予定していた12月合宿(中止)で五輪世代との融合をテーマに掲げていたため、関係者は「U-22(22歳以下)代表も五輪予選を突破したので、すべてのカテゴリーの選手を視野に入れたい」と年明けのチーム始動へ、戦力チェックに力を入れる考え。来月上旬には全スタッフが集合し、今後の具体的な方針を煮詰める。【山下健二郎】

[2007年11月27日9時23分 紙面から]

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