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9年半ぶり岡田氏が代表監督に復帰

常務理事会後、記者会見する川淵キャプテン
常務理事会後、記者会見する川淵キャプテン

 日本協会は3日、常務理事会を開き、イビチャ・オシム氏(66)に代わる日本代表の新監督に岡田武史氏(51)の就任を満場一致で決定した。約9年半ぶりの代表監督復帰となる岡田氏は、日本サッカーの非常事態に「覚悟して取り組みたい」と関係者に決意表明。オシム前監督が約1年4カ月かけてきた土台に「岡田流」を積み上げ、来年2月からのW杯予選に臨む。

 午後2時から始まった常務理事会で、9年ぶりの日本人監督となる岡田氏の就任が満場一致で決定した。

 冒頭、後任監督選定の先頭に立ってきた小野技術委員長が先月16日にオシム氏が倒れてから、技術委員会として岡田氏を新監督に推薦するまでの経緯について説明。合わせて「日本サッカーが非常に危機的な状況であるときに自分としては覚悟して(任務に)取り組みたい」という岡田氏のコメントを11人の理事たちに伝えた。

 川淵キャプテンは「岡田新監督には、この重要な仕事を引き受ける、と言ってもらった。感謝している」。代表監督が病に倒れるという緊急事態に、約9年半ぶりに再登板を決意した岡田新監督を「全面的にバックアップしていきたい」と約束した。

 来年2月6日からは10年W杯南アフリカ大会へ向けた予選が始まる。正式契約は7日理事会後の今週末になる見通しだが「日程、選手選考など(岡田新監督には)具体的な作業に入ってもらう」(同キャプテン)。予選まで日数が限られる中、残留するコーチ陣を集め、近々にミーティングを行う。

 オシム前監督が築いてきた「ボールも人も動くサッカー」を継承しながら、これから岡田流を浸透させていく方向。川淵キャプテンは「オシムがつくってきたものを土台にして、どう、いい日本代表をつくっていくのか。岡田の腕の見せどころだし、彼ならそれができると思う」。18日からは岡田ジャパン初合宿がスタートすることになっている。【岡本学】

[2007年12月4日9時36分 紙面から]

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