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未招集の高原、意欲の代表合流

荷物をカートにのせ帰国の途に就いた高原(撮影・鈴木豊)
荷物をカートにのせ帰国の途に就いた高原(撮影・鈴木豊)

 岡田武史新監督(51)率いる日本代表が今日19日の初合宿に備え、18日に千葉県内のホテルに集合した。同日にドイツから帰国したFW高原直泰(28)は、招集されていないものの、新監督の戦術をいち早く飲み込むため、宿舎に入った。来年2月からスタートするW杯アジア3次予選でエースとして期待される大黒柱は、得点への強い意欲をみせた。また初選出の鹿島DF岩政大樹(25)は世界一ACミランの技を参考に生き残りを目指す。

 岡田監督との面識の少なさが、新代表への欲求を深めていた。岡田監督のイメージが頭にないからこそ、高原は貪欲(どんよく)な姿勢になっていた。

 高原 監督が代わればやっていくサッカーも変わる。そのへんのイメージの頭を切り替えたい。いち早く監督のやりたいことをくみ取ってプレーし、結果を出せるようにするだけ。

 第1次の岡田ジャパンとなる98年W杯フランス大会。城、中山のFW2トップはゴール奪取と同時に前線からの守備と豊富な運動量を求められた。岡田監督が前回同様、守備重視の役割をFWに与える可能性は高い。高原は「FWがやる仕事は変わるだろうけど、結果を出すのは一緒。それだけ」。きょう19日の練習試合には出場しないが、岡田ジャパン戦術を短期間で吸収し、率先してピッチ上で表現するという自覚をみせた。

 W杯アジア予選スタートは来年2月に迫った。ドイツ-日本間の長距離移動の問題で、コンディション調整は困難を極める。しかし「望まれるならば(予選で)プレーしたい。その時、その時で呼ばれれば100%のプレーができるように調整していくだけだから」。オシム体制同様、岡田体制でもエースとして支える気持ちが胸に強くある。

 今季のフランクフルトでは右ひざを痛め、さらに風邪で体調不良に陥った。左FW起用などで本来の動きができていないが「ちょっと休んでリセットする。来年は新たな気持ちで」と冬のリーグ中断期間で08年の準備を整える。ドイツでも、代表でも、最も求められるのはゴール。大黒柱はその事実をしっかり理解しながら、岡田ジャパンに加わった。【藤中栄二】

[2007年12月19日8時56分 紙面から]

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