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宮沢ミシェル氏が岡田ジャパン分析
- 岡田監督(左)は大木コーチ(右)とスタンドから練習試合を見つめる
日刊スポーツ評論家の宮沢ミシェル氏(44)が、岡田ジャパンの練習初日を見学した。千葉県内のグラウンドで筑波大、順大を相手に行われた35分4本の変則練習試合を観戦。市原時代に同じチームだった岡田監督のサッカーを分析し、新たな船出をした日本代表の将来と可能性についても語った
午前11時30分、厳しい寒さのピッチに、11人は飛び出した。筑波大との試合のシステムは4-4-2。岡田監督の「自由にやっていい」という指示のもと、選手たちはオシム監督時代のようにプレーした。岡田監督はスタンド上部で観戦。播戸の2発と巻のゴールで3-0と快勝したが、まだまだ岡田色はなかった。
宮沢 まずはお披露目。岡田監督は頑固だけれど、柔軟。システムへのこだわりはなく、3バックも4バックも、チーム状況や相手によって可能だ。ただ、自分のサッカーへのこだわりは強い。オシム監督を継承するように言われるが、これからはどんどん自分の色を出していくはずだ。
順大との2試合目は、大木コーチが指示。岡田監督はミーティングで「攻撃のアイデアは、オレにないものを持っている」と、招へい理由を説明した。そのアイデアが注入され、変則3トップのようになると、ボール回しがスムーズになって攻撃にダイナミックさが出た。後半の3得点で3-0。岡田色が出てきた。
宮沢 (大木コーチが監督として率いた)甲府のやり方。前線の近い位置に3人いて、選手間の距離感がよくなる。短いパスコースが多くできるから、人もボールも動くようになる。岡田監督がこのシステムを進化させれば、おもしろい。
もともと守備をベースにした岡田監督に、大木コーチの攻撃アクセント。試合途中に「DFラインが下がり過ぎる」と岡田監督が指示すると、大熊コーチがグラウンドに降りて伝えた。選手はすぐに対応し、バランスも良くなった。
宮沢 まだ個々の選手のイメージをつかみ、自分のイメージとすり合わせている段階だろう。本格的に岡田色が出るのはこれから。ミーティングでも、岡田流の言葉で選手にメッセージを伝えている。それができる監督は強い。要求は厳しいだろうが、それを選手がクリアできれば、素晴らしいチームができるはずだ。(構成・荻島弘一)
[2007年12月20日9時27分 紙面から]
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