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岡田監督がＷ杯予選初戦の相手タイを視察

　日本代表の岡田武史監督（５１）が２０日、明日２２日にバンコクで開幕する４カ国対抗親善大会キングス杯を視察することを決定した。大会にはＷ杯アジア３次予選の初戦（来年２月６日）と第５戦（６月１４日）で対戦するタイのほか、最終予選で対戦する可能性がある北朝鮮、ウズベキスタン、イラクが出場する。同監督は「（タイの）２試合を見られればいいかなと思ってます。あまり時間が取れないから」とコメント。年末の忙しい合間をぬって、現地でライバル国の選手を直接チェックするほか、アウエー戦に向けて施設の確認などするとみられる。

　岡田監督が視察を予定する２２日にはタイ－ウズベキスタン、イラク－北朝鮮、２４日にはタイ－イラク、北朝鮮－ウズベキスタンが行われる。スタッフによると同杯にはジーコ、オシムジャパン時代から分析を担当し、岡田監督も信頼を寄せる和田一郎テクニカルスタッフも「別行動」で視察に出向き、対戦相手を「丸裸」にする。

　この日、日本協会を訪れた同監督は「年始？　天皇杯決勝に視察に行く予定」と年末年始も休む間もなく、Ｗ杯予選への準備を進める。今日２１日には来年１月１５日からの鹿児島・指宿合宿のメンバーを発表。初合宿に故障などで参加できなかった選手を含め、３０人前後を招集する。

［2007年12月21日9時9分　紙面から］

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