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岡田監督、タイの守備的戦略にも余裕

タイ代表戦視察出発前、タイを代表する象をバックに撮影に応じる岡田監督
タイ代表戦視察出発前、タイを代表する象をバックに撮影に応じる岡田監督

 【バンコク(タイ)24日=井上真】日本代表の岡田武史監督(51)が、W杯アジア3次予選白星スタートに自信を深めた。来年2月6日の同予選初戦で対戦するタイ代表のキングス杯2試合の視察を終えて「解剖」に成功。タイ代表のチャンウィット監督(53)の「引き分け狙い」の守備的戦略を伝え聞いても、「そこを破って点を取らないと」と余裕を見せた。

 タイ―イラク戦を視察していた岡田監督は、試合終了前に席を立った。「もう十分だ」という満足げな表情だった。報道陣に囲まれると穏やかに答えた。「アジア杯で優勝したイラクに引き分け、オマーンに勝った。それはフロックではなかった。進歩を感じた」。2―1で勝利した相手の実力は評価したが、それはあくまで「想定内」だった。

 今回、タイ代表の2試合を視察した。欧州組はおらず、主力4選手以外は控え中心のメンバーだった。「3バックでも4バックでもオーソドックスに規律を持ってやっている。飛び抜けた選手はいないが、技術もある」。MFとFWに要注意の選手を確認したほかは、ほぼ予想通りのチームだった。

 試合前にタイ代表のチャンウィット監督が日本の報道陣に「日本との力の差を考えると勝ち点3は難しい。勝ち点1を狙っていく」と明言した。徹底して守備を固めて、0-0の引き分けに持ち込む作戦を明かした。しかし、岡田監督にはそれも想定内だった。「相手はアウエーだからそうだろうし。どっちみちそれを打ち破って点を取らないと前に進めないから」と軽く受け流した。

 初視察の収穫について聞かれると思わず表情が緩んだ。「のんびりできたことかな。日本だと電話がかかってくるしね」。岡田監督のジョークの中に自信がにじんでいた。

[2007年12月25日9時18分 紙面から]

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