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岡田監督が俊輔の早期招集に意欲

 サッカー日本代表の岡田武史監督(51)がセルティックMF中村俊輔(29)の早期招集に意欲を見せた。今日15日からスタートする鹿児島・指宿での代表候補合宿のため、14日に空路鹿児島入りした。スコットランド杯5回戦が2月3日(日本時間同4日)に行われる予定のため、中村の帰国は早くて同5日午前中になる見通しだが、岡田監督は「向こう(セルティック)にどういう打診をしようか打ち合わせをしている」と言及。同6日のW杯3次予選初戦タイ戦(埼玉)での起用を想定し、早期合流を促す考えだ。

 中村に対する期待、信頼感は少しも揺るがなかった。中村は日本時間の12日深夜のスターリング・アルビオン戦で約2カ月ぶりに復帰。岡田監督は「詳しい内容は知らないが、そうらしいね」と表情をゆるめる。試合が新たに、現地3日に入る予定を聞かされると迷わず答えた。「詳しいことを聞こうと思っている」。中村のコンディションを考慮し、余裕をもって合流させることが可能かどうか、検討に入ったことを明かした。

 3日午後にスコットランドで試合に出場すれば、帰国は早くて5日午前中になる。タイ戦は国際Aマッチデーのなかのフレンドリーマッチ扱いになっており、日本協会が代表選手として中村を拘束できるのは試合の48時間前からになる。つまり、3日の試合出場に関しては、基本的にセルティック側の判断にゆだねるしかないが、岡田監督は「向こうにどういう打診をしようか打ち合わせている」と話し、クラブ側と交渉してでも早期合流を模索する熱意を示した。

 さらに、移動時間の短縮策として「専用ジェットだって考えられるし…、これはちょっと分からないけれども」と、ウルトラCでの帰国計画もほのめかした。「誰かを介してでも、本人の意思を確認したい。呼んで使わないのはマイナスになる」と、あくまでもタイ戦に起用することを大前提として、中村の必要性を強調した。

 中村は12日の試合後に「移動にも勝ちたい」と明言し、「忍耐力を含め成長したい」と強行日程を承知の上でタイ戦出場に意欲を見せている。今後は、岡田監督が日本協会と作戦を練り、セルティックとの交渉に入る。中村の復調が岡田ジャパン最大の収穫。それだけに、あらゆる方策を講じ、司令塔をタイ戦のピッチに立たせるつもりだ。【井上真】

[2008年1月15日9時8分 紙面から]

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