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岡田ジャパン必殺逆カウンターでタイ攻略

ボールを両手に持ちミニゲームを見守る岡田監督(撮影・宇治久裕)
ボールを両手に持ちミニゲームを見守る岡田監督(撮影・宇治久裕)

 岡田ジャパンが必殺の「逆カウンター」で、2月6日にW杯予選で対戦するタイを攻略する。5対5の攻守練習。岡田監督は「切り替え早く!」と連呼した。それに応え、DF青山が敵陣で奪われたボールをすぐに奪い返した。縦パス1本で、FW高原がゴールに迫る。リターンパスを受けた青山のシュートは、相手DFに防がれた。だがボール奪取から5秒ほどで、簡単に決定機をつくった。

 MF橋本は「ボールをとられてもすぐに取り返せれば、カウンター攻撃に来ようとした相手選手たちを、一気に置き去りにして攻撃できる」と効果を説明した。タイはアウエー戦で、自陣に引いて守ることが確実。守備的な相手を釣り出す「逆カウンター」は、難敵を攻め崩す有効な手段だ。

 準備は進められていた。岡田監督は前日17日、前線でのボール奪取練習を徹底。18日午前の練習ではパスを迷うMF中村憲に「そんな時間をかけたら、DFが100人くらい戻ってくるぞ! もっと早く!」と声を荒らげ、カウンター攻撃の加速を促した。

 リスクもある。同じような戦術をとった07年の横浜は、当初大量得点で連勝を重ねた。だが研究されるにつれ、苦戦を強いられた。前線から圧力をかける分、手薄な後方を「逆逆カウンター」で突かれたり、ロングボールで、前線のボール奪取網を突破された。

 それでもMF山瀬は「短期決戦だし、相手に研究されるところまでいかないかも」と言う。この日の練習でも、カウンター攻撃時にミスなくパスをつなぐ練習も徹底した。必殺の一撃は、多用せず確実に決めればいい―。岡田ジャパンが、タイに肉を切らせて骨を断つ。【塩畑大輔】

[2008年1月19日9時17分 紙面から]

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