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オシム前監督75日ぶり「現場」/親善試合

日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ 観戦に訪れるオシム氏(中央)
日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ 観戦に訪れるオシム氏(中央)

<国際親善試合・キリンチャレンジ杯:日本3-0ボスニア・ヘルツェゴビナ>◇30日◇国立

 75日ぶりの「現場復帰」だった。午後7時8分。オシム氏は息子のアマル氏や看護師に支えられ、ゆっくりと車から降りた。無数のストロボに照らし出されたのは、黒のベンチコートに、青いネクタイ、青いマフラー、黒のスーツという服装。右手のつえを突きながら、約10メートルを歩いて、関係者入り口に消えた。

 ガラス張りの室内からだったが、意識回復後初めてのサッカー生観戦。サンドイッチやムースをほおばりながら、ピッチ上の動きを追った。妻のアシマさんは「かなりうれしそうだった。2カ月も病院にいたから、気分が良かったと思う」と振り返る。オシム氏は、ハーフタイムに大型スクリーン映し出された自分の姿を見て、笑顔で手を振る場面もあった。

 お得意の「語録」も飛び出した。同席した日本協会の川淵キャプテンによれば、オシム氏はお見舞いの言葉をかけに訪れた高円宮妃殿下に応じて、座席から立ち上がった。すると周囲の勧めに応じず、立ったままで観戦を続けた。そして「妃殿下の前なら、10時間だって立ち続けていられます」と笑顔を見せたという。

 試合後もつえを手に、ゆっくりだが確かな足取りで会場を後にした。試合途中に、日本協会を通して「どんな結果であれ、よいサッカーが勝利者になりますように。両国代表が南アフリカで再び対戦することを期待しています」とコメント。関係者によれば、オシム氏は2月6日のタイ戦も観戦する考えだという。初勝利の岡田ジャパンとともに、名将が完治へ確かな1歩を踏み出した。

[2008年1月31日9時31分 紙面から]

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