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岡田日本、高速パス仕様の芝でタイ倒す

きれいに芝が刈りそろえられた埼玉スタジアムのピッチ
きれいに芝が刈りそろえられた埼玉スタジアムのピッチ

 高速ピッチで岡田ジャパンがタイを攻略する-。10年W杯南アフリカ大会アジア3次予選の初戦となるタイ戦は6日、埼玉スタジアムで行われる。日本代表の岡田武史監督(51)が持ち味の速いパス回しができるよう、日本協会を通じて同スタジアムに芝を短く刈り込むよう依頼したことが1月31日、分かった。通常試合より2ミリ短い23ミリに刈りそろえられる。ホームアドバンテージを生かして、勝ち点3をもぎとる。なお、日本代表はタイ戦に向け今日1日、千葉県内に再集合する。

 岡田ジャパンがホームアドバンテージを生かして、W杯予選初戦の白星をもぎとる。日本が得意とする速いボール回しができる、芝が短く整った、万全なピッチでタイを攻略する。

 会場の埼玉スタジアムでは通常、芝の長さを25ミリに設定。しかし、今回は芝へ悪影響がないギリギリの23ミリまで刈り込む。同スタジアムを管理する埼玉県公園緑地協会の輪嶋正隆・芝環境課長は「九州の(代表)合宿では芝が長めだったらしく『芝の影響が出ないようなるべく短く刈ってほしい』と協会から頼まれています」という。

 芝が長ければ長いほどパスしたボールの勢いは殺され、速いパス回しには不向きとなる。さらに深い芝では軸足の感覚も異なり、パスでイメージしたボールを蹴れないときもある。引いて守ってくることが予想される格下タイを、技術で上回る日本が得意の速く細かいパス回しを最大限に生かし崩す。そのための高速ピッチ。ジーコ監督時代のW杯アジア1次予選オマーン戦(04年2月=埼玉)でも前日練習後に芝を27ミリから25ミリに刈り込んだが今回はそれを上回る短さとなる。

 日本協会は、交通便の良い国立競技場は1月の使用頻度が高く、ピッチ状態が万全でないと読んで、岡田監督が就任する前から埼玉スタジアムを確保した。同スタジアムは1月2日の全国高校選手権2回戦2試合を最後に、ピッチに負担がかかるイベントは実施していない。GKの立ち位置など一部、芝の張り替えを行ったものの、約1カ月の養生期間もあってピッチ状態は万全。イレギュラーの心配もなく速いパス回しができる。輪嶋課長は「ほかにも要望があれば応えたい。日本代表が勝つためのセッティングが我々の使命」。W杯切符の獲得へ最大限のサポートを受け、岡田ジャパンはタイ戦に臨む。

[2008年2月1日9時43分 紙面から]

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