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前田ごっつぁんゴール/東アジア選手権

後半24分、ヘディングで同点ゴールを決めるFW前田(撮影・蔦林史峰)
後半24分、ヘディングで同点ゴールを決めるFW前田(撮影・蔦林史峰)

<東アジア選手権(男子):日本1-1北朝鮮>◇17日◇中国・重慶

 FW前田が日本を救った。後半20分に播戸に代わって出場し、4分後に貴重な同点ゴールを頭で決めた。左から上がったボールにファーサイドから反応した。GKがわずかに触って角度が変わったが、ボールの変化にも落ち着いて対応した。「GKが触ることは予測していた。前で田代がつぶれてくれたから、フリーで楽に決められた。ごっつぁんゴールです」と苦笑いした。

 内に秘めた悔しさをピッチ上で吐き出した。北朝鮮戦2日前まではレギュラーFWとして播戸と2トップを組んだが、試合前日(16日)のミニゲームで控え組に回された。顔には出さず、黙々とミニゲームを消化したが「FWが少ないのに、また控えか。もうチャンスを生かさないと、代表に残れない」と、悔しさとともに、危機感に襲われていた。

 1度は今大会出場をあきらめていた。タイ戦(6日)に向けた合宿時に、風邪をひいて合流が3日遅れた。当落線上ギリギリの自分の立場は十分、理解している。頭痛を押してでも強引に初日から合流しようとも思ったが、39度の熱と脱力感で、体が思うように動かない。やむなく、代表スタッフに電話した。「その時は、オレは何をやってるんだ。もう代表には残れないと思いました。今日のゴールでチャラですかね」と白い歯を見せた。

 手詰まり気味だった攻撃にリズムをもたらし、田代との呼吸もよし。高原、巻不在で得た貴重なチャンスを生かした。「勝負はこれからですよ。今日ももっと裏を狙ってボールを引き出せばよかった」。代表レギュラーFWの座を目指す前田の戦いは始まったばかりだ。【盧載鎭】

[2008年2月18日9時21分 紙面から]

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