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山瀬が救った4戦3発/東アジア選手権

前半、先制のゴールを決めるMF山瀬(撮影・蔦林史峰)
前半、先制のゴールを決めるMF山瀬(撮影・蔦林史峰)

<東アジア選手権(男子):日本1-0中国>◇20日◇中国・重慶

 岡田監督の秘蔵っ子がまたしても窮地を救った。前半17分、MF山瀬が決めた。DF駒野の鋭く低いクロスに、走り込んだFW田代がゴール前でつぶれて生まれたチャンスだった。山瀬は「おまけみたいなものです。何も考えずに打っただけです」と、いつものように無表情に振り返った。

 強い気持ちでつかんだスタメンだった。9日に右太もも裏に違和感を覚え、11日には精密検査を受けていた。異常なしの診断結果に、その足でトレーニングに向かった。30分間走り込み、さらに30分のドリブルシュートを黙々とこなした。12日にチームに合流。無口な男は負傷個所の回復具合を聞かれると「試合に出るつもりだから(練習を)やっているんです」と決然と言った。故障者が続出するなか、自分だけは戦列を離れまいとの決意表明だった。

 1月の指宿合宿では、雨中の自主練習になった際、100本近くのシュート練習をこなした。ゴールまで30メートルの位置で、トラップして振り向きざまのシュートを右と左で繰り返した。山瀬が代表で使われる理由として貪欲(どんよく)な得点への意識がある。岡田監督から「ゴールに対する姿勢がある」と評価され、この日もミドルシュートを積極的に打つなど、得点への執念を見せた。FW陣にけが人が続出し、得点力は間違いなく低下。その岡田ジャパンの窮地に、頼れる男が戻ってきた。【井上真】

[2008年2月21日9時14分 紙面から]

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