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田代1トップで気を吐く/東アジア選手権

日本対中国 後半、右足で強烈なシュートを放つFW田代(撮影・宇治久裕)
日本対中国 後半、右足で強烈なシュートを放つFW田代(撮影・宇治久裕)

<東アジア選手権(男子):日本1-0中国>◇20日◇中国・重慶

 得点はマークできなかったが、FW田代が90分間フルにファイトした。開始直後から献身的にボールを追い回し、体の強さを発揮してポストプレー、DFの裏へ走り込んでと、常に動き回った。後半試合終了間際にゴールネットを揺らすも、惜しくもオフサイド。「点を取りたかった」と唇をかんだが、力を出し尽くした顔だった。

 ようやく巡ってきたチャンスだった。FW陣の故障者続出で代表に合流し、代表での自分のポジションを獲得しようと必死だった。それでも「もうちょっと体を張ってプレーしたかった。本当に、点を取りたかったです」と、最後まで妥協とは無縁の姿勢を貫いていた。

[2008年2月21日9時9分 紙面から]

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