G大阪MF遠藤保仁(35)が、横浜MF中村俊輔(37)との直接対決へ、闘志をたぎらせた。

 直接FKによる得点数は通算17点で、横浜MF中村と首位で並んでいる。1つ決めれば、単独首位に立てる。18日、大阪・吹田市内で非公開練習に臨んだベテランは「いい位置であれば、もちろん直接狙っていきたい」と、力強くうなずいた。

 今季、アウェーでの最初の対戦は、中村が故障で欠場していた。「ずっと代表で一緒にやってきたけど(中村が)ケガから復帰して、また対戦できる。楽しみ」。今回は互いにボランチとして先発出場が濃厚で、セットプレーのキッカーとしての役割も担う。元日本代表の経歴、さらに現在は主将と、あまりにも共通点が多い。「俊(中村)は、いいキッカー。(相手には身長の)大きい選手もいますし、注意しないといけない」と危機感を募らせた。