横浜DF栗原勇蔵(31)が今日19日、G大阪戦(万博)で先発復帰する。実に3カ月、リーグ14試合ぶりの出場でJ最強2トップ封じを託される。右足首痛などで離脱している間にレギュラーの座を失った。クラブの顔でもある元日本代表は、ほとんどぶっつけ本番でいきなり宇佐美、パトリックに対応することになる。難ミッションだが、期待されればされるほど力を発揮するタイプ。「自分がマリノスにいるって意味を、こういうところで出さなきゃいけない」と言い切った。

 チームはリーグ6戦勝ちがない(4分け2敗)。セットプレーから失点が続いている。高さと強さの象徴である背番号4は「セットプレーは、俺がいる(出ている)ころは弱点ではなかった」と負の連鎖を断ち切る。横浜の最終ラインにいるべき男、頼もしいヤツが帰ってくる。