横浜DF中沢佑二が38歳の誕生日の25日、バースデー弾を誓った。横浜市内で非公開練習後、報道陣からケーキを贈られ、「バースデーゴールないですかね?記録よりも記憶に残るような。メモリアルゴールをね」と意気込む。

 プロ17年目の昨季は2年連続のリーグ戦フルタイム出場し、無警告でフェアプレー賞も受賞。「数字はあまり考えてない。出るなら90分走り続けること。フルタイムで600(試合)がいいですよね」とさらなる高みを目指す。

 また、岡田武史氏の日本協会副会長就任に関する報道について「武ちゃんのもとならやってもいい。将来的には勉強しに行くこともあるかもしれない。でも岡田さん厳しいからな(笑い)」と話した。

 現役を40歳で一区切りと考え「あと2年経ったらいくらでも食べられます」と目の前のケーキも一切口にしないストイックさも健在。今年もJ1の顔として先頭を走り続ける。