横浜MF中村俊輔(37)が、27日の仙台との開幕戦(日産ス)を欠場することになった。

 開幕戦の欠場は、左足首の手術による出遅れのために欠場した昨季に続いて2年連続となる。

 22日インフルエンザB型と診断された中村は26日、チームに合流したが、ピッチには姿を現さなかった。クラブ関係者によると、室内で自転車型トレーニング器具など別メニューで調整を行い、元気な様子だという。

 中村は19日夜から発熱し、20日に検査を受けた際はインフルエンザは「陰性」。その後も熱が下がらず、22日に再検査を行ったところ「陽性」の反応が出た。同日午後には熱も下がっていたが、感染拡大も考慮した上でチームを離れていた。

 横浜は大黒柱抜きで戦った昨季の開幕川崎F戦では1-3で敗れた。2年連続で中村を欠くが、エリク・モンバエルツ監督は「いい準備はできている。昨年よりもフィジカルの状態は良い」と話した。