広島は3日、リオデジャネイロ五輪代表FW浅野拓磨(21)がプレミアリーグの強豪アーセナルに完全移籍することで両クラブが合意したと発表した。

 17日横浜戦が最終戦で、翌18日にも英国入りしてメディカルチェックを受けた後に正式契約を結ぶ。アーセナルに在籍する日本人は稲本(現J2札幌)、宮市(現ザンクトパウリ)以来3人目。浅野は「さらに高みを目指してどんどん挑戦していきます」とコメント。国際Aマッチ5試合1得点と実績がないため、英国での選手登録に必要な労働許可証が取得できるか不透明。取得できなければ、アーセナルを経由して英国以外の欧州他クラブに期限付き移籍する可能性が高い。