<J1:名古屋3-2清水>第23節◇27日◇瑞穂陸
清水は名古屋に逆転負け。FW矢島卓郎(24)のゴールで勝ち越すも、逆転を許した。8月の公式戦無敗記録も14でストップし、14位とした。
矢島が復活弾を一瞬で決めた。後半開始、わずか35秒。西沢に代わってピッチに立つと、痛めていた左足を振り抜いた。約25メートルのミドル弾。「同点で『点を取る』って役目で入ったので良かった」。9日大分戦以来、今季リーグ戦3得点目を挙げた背番号9を中心に、歓喜の輪が広がった。
その直後、歓喜が落胆に変わった。後半4分に、左クロスをGK西部がはじいたボールを、MFマギヌンに頭で押し込まれ同点。同7分には、FW玉田に直接FK弾を決められた。この試合まで、8月の公式戦は14戦連続無敗(10勝4分け)で、瑞穂陸でも03年以降5戦負けなしだった。この試合も、良いリズムで試合は進めていた。にもかかわらず「ミスから失点が続いちゃって。良いサッカーをしていたし、もったいない」とDF高木和。不敗神話は、ミスによって崩れた。
正念場とらえていた横浜、柏、名古屋との3試合は△○●で終えた。長谷川監督は「切り替えていきたい」と顔を上げた。9月3日にはナビスコ杯準決勝第1戦のG大阪戦(日本平)。指揮官が「首位に立つチームとアウェーでここまでやれた。戦う能力は持っている」と言うように上昇の兆しはある。だが、自信をつかみかけて臨んだ一戦で、まさかの逆転負け。清水が、あと一歩のところで、苦しんでいる。【浜本卓也】



